[Topic]体重の変化に気を取られすぎない
暖かくなってきたので春物を着ようかしらと洋服を出したら・・・入らない(泣)女子にはよくある悩みです。男性も久しぶりにお祝い事にスーツを着ようと思ったら入らない・・・首のボタンが閉まらない・・・よくあることですね。そこで一大決心!ダイエットしよう!と試みるも、思うように結果が出ずに諦めたり、体調を崩してしまう方も少なくないのではないでしょうか。少し前ですがインターネットの調査でダイエット経験のある女性はなんと80%に達したそうです。あぁ・・・身に覚えがあります。笑
コンプレックスはひとそれぞれですので、それ以上痩せなくても良いのに・・・と思う人程カロリーの管理や運動などしっかりされています。興味本位で少し食事を抜いて・・・という方の方がダイエットの落とし穴にはまりやすいのです。
年齢とともに基礎代謝(一日生活をする上で必要とされるエネルギー量)は落ちるのですが、食欲は簡単には落ちないですよね。しかし決心の固い人程食事を極端に制限するので今までのエネルギー量を見込んでいた身体は「あれ?エネルギー不足だ。よし、節約しよう!」と基礎代謝に使う分を減らして調整しようとします。1ヶ月ほどで体重は落ちていくでしょう。それと共に陰では代謝量が落ちています。ですから元の食事量に戻した途端リバウンドしてしまうのです。
重要なのは「需要(代謝量)」と「供給(摂取量)」のバランスなのです。では需要をあげるにはどんな方法があるでしょうか?迷路に迷い込んでいた方も、だんだん答えが見えてきましたね。
単純に見た目だけのダイエットでなく、膝や股関節が痛くて病院にいったらお医者さんから「少し体重を落としましょう」と言われダイエットを決意された方、食事療法ももちろん大切ですが、運動療法を取り入れて減量し、かつ筋肉で関節を支えるということも大切です。一日何百回と腹筋や背筋をする必要はありませんが、プールで歩くなど、重力を軽減させた状態での運動がオススメです。可能になってきたら陸上でのトレーニングをしてみましょう。ウォーキングやランニング、まじめにやればラジオ体操もけっこうな運動量になります。
もし片方だけの膝や股関節が痛いようなら骨盤や腰の歪みが原因であることもありますので、運動に加え整体やマッサージ、カイロプラクティックなどのボディバランスを整える代替医療を取り入れてみることもオススメです。左右の差が改善されるだけでなく、体幹の筋肉が使いやすくなり、結果的に下腹部あたりのバンドになる筋肉が鍛えやすくなる=お腹が引き締まるという効果も期待できるでしょう。
健康維持のために特保のお茶を飲んだり食事に気を遣っている方、ぜひ骨格や筋肉にも目を向けてみてはいかがでしょうか。(K)