痛みは脳で感じている

先日、クライアントの方から面白い話を聞きました。
眼科でメガネの度が合っていないと言われ、眼鏡屋さんを訪れた時の話です。機械で計測した度数では、見え方がしっくりこなかったそうです。その眼鏡屋さんは古くから地元の方に支持されているお店で、実測値より見え方を重視した度数合わせを行うことが特徴です。そこで、実際に色々なレンズを少しずつ微調整しながら、一番見えやすいように調整してもらいました。
すると機械では左目が乱視なのに、実際に見えやすかったのは右目を乱視用にした時だったそうです!

物を見るときは目で見ますが、目から入った情報は視神経を通して脳に伝えられます(インプット)。脳は入ってきた情報を処理するのですが、その時に様々な補正を行っています。先ほどのクライアントさんの場合、脳の補正によって機械の測定とは見え方が違っていたということが考えられます。例えば利き目の影響があると、そちらをより見えやすく補正したとしても不思議ではありません。つまり、目で見て脳で感じているのですね。

ひるがえって、痛みはどこで感じているのでしょうか。そうです、脳です。
ぶつけて怪我をしたとか、包丁で指を少し切ってしまったとか、痛みはそうした体の異常を知らせるサインでもあります。痛みを出している組織からの情報が脳に伝えられ(インプット)、脳で痛みを感じています。厄介なのは、痛みは情動と深く結びついていることです。痛みを記憶してしまうため、思い出しただけで痛みを感じることがあります。幻肢痛は、その最たるものです。事故等で失ってしまった腕や足の痛みをずっと感じてしまう、というのが幻肢痛です。痛みを感じる体の部分がないにもかかわらず、脳は痛みを感じてしまうのです。当然、対処法としては脳(神経系)の働きを変える必要があります。

さて、幻肢痛まではいかなくても、同様のことは我々の体に日常的に起きています。実際の痛み以上に、強く痛みを感じている場合です。中枢(脳)と末梢での痛みの程度が同じであれば正常ですが、末梢の痛みを増幅して感じている場合があるからです。そんな時、カイロプラクティックでは原因となる背骨にアプローチしていきます。
原因となる背骨の調整をすることで、末梢での痛みが正しく脳に伝わるように神経系の働きを改善していくのです。すると、脳からも適正なアウトプットが得られるようになります。神経系の働きが正され、治癒力が最大限に発揮されるようになるため、自分の力で自分の体を癒していけるようになるのです。

ストレスで増幅する腰痛や肩こり・頭痛などがある方は、カイロプラクティックで背骨のチェックをしてみませんか?

まとめ
・脳へのインプットは脳で補正されていることがある
・痛みに情動が結びつくと、本来の痛みを増幅することがある
・カイロプラクティックで背骨から正して、神経系の働きを改善すると効果的
(G)


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