[Topic]背骨の役割

カイロプラクティックの施術で主にトリートメントする「背骨」は、首から腰まで24個と骨盤部分(仙骨+尾骨)まで数えると26(~30)個の椎骨で形成されており、それらの骨どうしの関節それぞれが可動域を持っています。

背骨が大切なものだということは一般的にじゅうぶん認識されているとは思いますが、実際に背骨はどんな役割をもっているのか簡単にみてみましょう。

1.身体を支える柱
背骨は丈夫な大黒柱として身体を支えています。また、横から見たときに全体でS字のカーブを描いており、それぞれの関節に可動域があることによって柔軟性を持っていることで、重力や、地面からの衝撃、動いた時に受ける負荷を吸収・分散して身体を守ってくれています。

2.神経の通りみち
脳からは脊髄という神経の束が続いています。背骨は神経の通りみちとしてこれを保護し、内臓や筋肉など体の各所につながる末梢神経の出入り口をつくっています。

3.内臓の保護と安定
心臓や肺、胃や肝臓など、胸やお腹の中の内臓も背骨を中心に肋骨や骨盤などによって保護されています。
そして内臓も背骨を出入りする神経によってコントロールされています。

このように背骨の役割をみてみると、背骨が「丈夫」かつ「柔軟」であるという相反する性質を持っていることが大切であることが分かります。そして、背骨が「より良い状態」(S字カーブがあって丈夫で柔軟)であることが、体を支え、守り、自然治癒力を高めてくれると言えるのです。

しかしながら、重力下で体を起こして(直立二足歩行で)生活している人間の背骨はバランスを崩しやすいという弱点があります。特に現代日本の生活では同じ姿勢をとり続けることが多く、定期的な運動もままならない方が多いため、ゆがんだり硬くなったりしやすいのです。
繰り返しになりますが、背骨の関節が硬くなると、環境に対応した姿勢をとることが難しくなって外部からの衝撃を吸収・分散できなくなりますし、神経の出入り口にもダメージを与えるため神経のはたらきに影響して体の不調を引き起こすことにもつながります。

以上のことから、カイロプラクティックは姿勢と背骨の動きをチェックして、それぞれの方にとっての「よりよい良い状態」を常に考え、背骨の矯正をおこなっているのです。
(M)


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