右脳と左脳のバランス 小児発達障害2【機能神経学7】

前回の続きで、大脳の機能的な偏り(ヘミスフェリシティー)と小児の発達障害の関係についてです。

自閉症児や高機能自閉症児のMRIなどの脳スキャンにより分かったことは、脳に怪我や病理があるわけではなく機能的な問題がみられる、ということでした。つまり、左右の大脳半球のコネクション不全、機能的な偏り(ヘミスフェリシティー)から発達障害と呼ばれる様々な症状が出る可能性がある、ということです。そして機能の問題であるならば、機能神経学を使った施術によりリバースが可能なのです。

左右脳の発育には時間差があります。胎児期も含め0?2歳までは、右脳の発育が優位です。そして約2?3年周期で発育の優位性が左右で入れ替わり、大体13歳くらいまでに大人と同じ大きさになります。脳の発育段階のどのタイミングで、脳のどちら側がどのようにバランスが崩れるかによって表現の仕方が変わり、診断名も変わってくるのです。

右脳の機能が低下している場合と、左脳の機能が低下している場合で、それぞれ特徴的な表現の仕方が出てきます。右脳低下では、ADHD(注意欠陥多動性障害)やPDD(広汎性発達障害)、アスペルガー症候群、自閉症、ティレッツ症候群、OCD(強迫性障害)等になりやすく、左脳低下では、失読症や感覚処理障害、中枢性聴覚処理障害、統合運動障害、LD(学習障害)、場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)、等になりやすいです。しかし、機能神経学的な検査を元に判断して、そのタイミングで最適な刺激を脳に伝えていく必要があります。

発達に問題がある場合にみられる兆候の一つに、原始反射があります。原始反射とは、生存のために備わっている反射です。産道を通るときに身体をよじったり、息を吸ったり、お腹が減ったり、おっぱいを吸ったり、手に触れたものをつかんだり、寝返りをうったり、音に反応したり、等です。ほとんどの原始反射は、生後6カ月で姿勢反射に変わっていきます。原始反射は脳幹部で起こるため、原始反射が残っている場合は脳幹部より上部の脳の発育バランスに問題がある可能性があります。姿勢反射に切り替わっていかないことで、発達段階で得られる適正な刺激を得られなくなり、左右脳の発育バランスがさらに崩れていくことが予想されます。

原始反射を消失させるエクササイズもありますが、大脳の機能的な偏りを正していくことで自然と原始反射が消失していくことが、発達障害をかかえる場合は重要になってきます。こうした原始反射も、その他の検査と併せてヘミスフェリシティーの改善の目安となります。

まとめ
・ヘミスフェリシティーによる発達障害は、機能神経学でリバース可能
・脳の発育段階で、左右脳の優位性は交互に変わっていく
・どの段階でヘミスフェリシティーが起こっているかで、診断名は変わる
・本来消失しているはずの原始反射も重要な目安となる
(G)


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