産後のヘルスケア3「肩こり」

出産経験からくる症状の出方が、1人目のときと2人目以降では少し違っていますよ?、ということを書きました。詳しくは、マタニティ・カイロ4を見てくださいね。そのどちらにも当てはまりそうな症状としては、肩こりがあります。

肩こりがひどいと、頭痛や吐き気を伴う場合もあります。そんなつらい肩こりを解消させるにはどうすればよいのでしょうか?

肩こり解消のためのストレッチや体操が、よく紹介されています。いろいろ試して良くなればいいのですが、慢性的な肩こりはストレッチや体操だけでは難しいことが多いようです。中には、病院で筋肉を弛緩させる薬を処方されてストレッチをするように指導されても、痛くてできない方もいらっしゃいます。肩の筋肉がカチコチで痛い場合でも、筋肉だけが問題ではないことがあります。その大元の骨格にゆがみがあると、筋肉が緊張したり萎縮したりしてしまいます。背骨の動きの悪さ(ゆがみ)からきている肩こりは、背骨の動きを整えることで楽になっていきます。カイロプラクティックでは、首の背骨、背中との境目あたりの背骨の動きを調節することで、肩こりが解消されることが多いです。

特にきっかけなく始まった肩こりや、気づいたら肩こりだった人の場合、その原因は生活習慣や姿勢にあることが多いです。妊婦さんや出産を経験されたお母さんは、姿勢の変化からくる肩こり、育児からくる肩こりと上手く付き合っていく必要があります。肩こりになりにくい姿勢をとりやすく、育児の負担をリセットするために、背骨の関節の動きを整えると効果的です。(G)