[Topic]「良い姿勢」とは

「良い姿勢」ときくと“丸めていた背筋を伸ばし”“あごを軽く引き”“胸を張り”“お腹をひっこめる”人が多いと思います。この姿勢をとると少し窮屈に、あるいは疲れるなどと感じませんか?何をもって「良い姿勢」と言うのでしょうか?

医学的にみて「望ましい姿勢」は、「最小のエネルギー消費で苦痛のない運動を可能にするものであり、かつ身体各部位に及ぼす影響が最小で人体における調和のとれた状態」とのこと。
簡単に言うと「楽で、すぐに動けて、もっとも疲れにくく、痛みを起こしにくい、バランスの良い状態」ということです。

前述のことを踏まえて、立っている姿勢を横から見たときの具体的なチェックポイントは、垂直線上に「耳の穴・肩・股関節後部・膝前部・外くるぶし」が位置しているかどうかです。これが、重力下において体を骨で支え、最小のエネルギーで直立姿勢のバランスがとれている姿勢であると考えられています。

つまり、この記事のはじめの姿勢をとって、耳から足までが垂直の位置関係になっている姿勢がバランスの良い姿勢と言えるということであり、逆に、垂直線上から大きくずれている姿勢は体に余計な負担がかかっていると言えるでしょう。
一般的に、垂直線より耳の穴や肩が前方に位置していると肩こりや首の痛み,腰痛を生じやすい傾向があります。「良い姿勢」をとろうとして、窮屈,疲れると感じた方は注意が必要です。

ただし、すべての人に共通する唯一最良の姿勢が存在するわけではありません。また姿勢は気持ちや体調からも大きな影響を受けます。
それから、姿勢はあくまで「姿:姿かたち,態度…静的なもの」のみをさすものではなく「勢:勢い,他に影響を及ぼす力…動的なもの」との両方のバランスが大切です。いくら「見た目に美しい立ち姿」でも、動けなければやはり体に負担がかかるのです。そしてこれら「姿勢」の特徴は背骨と骨盤に現れます。

背骨は椎骨という骨が積み重なり関節をつくっていることによって複雑に動くことができます。同じ姿勢をとり続けて動かさなければ関節そのものが硬くなっていき、いずれ変形や癒着をして動かなくなります。背骨の関節が硬くなると、環境に対応した姿勢をとることが難しくなって外部からの衝撃を吸収できなくなりますし、背骨の関節の間からは神経も出てきますので神経の働きにも影響して体の不調を引き起こすことにもつながります。
以上のような理由から、背骨の矯正をするカイロプラクティックは姿勢を重要視してチェックし、それぞれにとっての良い姿勢を常に考えています。
(M)


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