ワセリンと花粉症とカイロプラクティックと免疫反応
検索窓に『ワセリン』と入力すると『ワセリン 花粉症』の文字が候補に出るほど、最近はワセリンで花粉をブロックするのがトレンドのようです。
使い方は簡単で、目・鼻の周りや鼻の中にワセリンを塗るだけです。
作用は、①皮膚でバウンドする花粉をワセリンで吸着する、②粘膜から体内に入らないようにブロックする、③保湿することで皮膚の荒れを防ぐ、の3点です。
塗り方ですが、目や鼻の周りは薄く塗って、鼻の中には綿棒を使ってしっかりと塗るのがポイントです。私も試しにやってみましたが、くしゃみが減った気がします。
ワセリンの選び方は、純度の高い白色ワセリンを選ぶと間違いありません。純度の低いものだと、日焼けの原因や別のアレルギー反応を引き起こす可能性がわずかにあるようです。
花粉症対策としては、マスクやゴーグルと同様の方法になります。花粉を体内にできるだけ入れないようにすることで、過剰な免疫反応を抑えます。もちろんワセリンと併せて、マスクやゴーグルを使うとより効果的です。
起きてしまった過剰な免疫反応を抑制する方法としては、薬になります。本来免疫反応は体に必要な働きですが、害のない花粉にまで過剰に反応する必要はありません。そのため、反応を抑えて症状を和らげるために、薬を使います。
そして、過剰な免疫反応が起こらないようにするのが、根本的な解決につながります。体の正常な働きを取り戻すことで、過剰反応が起きなくなれば症状も軽減されます。カイロプラクティックがお役に立てるのは、ここだと思います。カイロプラクティックでは背骨を調節し、神経の働きを正常化していきます。カイロプラクティックで自律神経の働きが整ってくると、免疫反応も正常化してくることでしょう。
花粉飛散量がものすごいので、一度花粉症になってしまうと完全にスッキリとはいかないかもしれません。それでも上記の対策でやっていないものがあれば、まずは試してみませんか?少しでも症状軽減につながると、花粉シーズンを乗り切りやすくなりますよ。
(G)