- 2026.03.13
- カイロTopic【健康】
足の指を動かして鍛えよう
足の指・足趾は手の指に比べれば短いですし、手指のようには細かく複雑に動かすことはできないでしょう。足指は日常ではたいてい靴や靴下の中に隠れていて、多くの人が『意識して動かす』ということをほとんどしていないと思います。
しかし、立つ,歩く/走るといった日常基本動作の中で、姿勢・体のバランス・重心などの維持,コントロールにおいて足指はとても重要な役割を持っています。たとえば前のめりに倒れそうになった時は足指が地面を“掴む”ことで踏ん張ることができ、後ろに倒れそうになれば指を反らして姿勢のバランスとともに重心を調整します。また、歩く/走る時には足指でしっかり地面をとらえて蹴り出すことで推進力を得られ、より少ないエネルギーで,速く,長く、安定した歩行を行うことができ疲れにくくなるのです。
つまり足指をうまく動かせていないと、このような基本動作時に無意識下でより多くのエネルギーを使い、膝や股関節や腰など他の部分で代償するなど、身体に余計な負荷がかかってしまっていることになります。そうして日常でうまく使わずに過ごしていると足の指を動かす筋肉は衰えていき、高齢になるにつれ転倒のリスクも高くなって健康寿命に関わります。
・裸足で平らな地面に立った時、地面から浮いている足指はありませんか?
・土踏まずがアーチ状に浮いていますか?
・母趾と小趾は地面に付けたままで他の三趾を開いて浮かせることができますか?
・ちょっとお行儀は悪いですが、床に落ちているタオルを足の指で掴んで拾い上げることができますか?
・母趾と他の四趾とをバラバラに交互に曲げたり反らしたりさせることはできますか?
・足の指を扇状に開いて指の隙間4つそれぞれから向こう側の景色が見えますか?
これらはすぐにできる『足の指の力』のセルフチェック方法です。浮き指,扁平足,外反母趾,内反小趾などは『足指力』が低下しているサインと考えられます。
扁平足や外反母趾などのお悩みでスターカイロにいらっしゃった方や、時には膝や股関節や腰痛などの方にもこのようなチェックを行っていただくことがあります。足元から姿勢や重心のバランスが悪かったり、足部の特定の筋力が発揮しづらかったりする場合は、支配神経の出口である下部腰椎から仙骨,腸骨などの“ゆがみ”を見つけて矯正しととのえていきます。
足の指を動かすには、まずはストレッチが良いです。
足の指の間に組むように手の指を入れて開いたり、手の指で足の指を一本ずつ上下や隣の指との間を拡げるように動かしたりしてみましょう。足の裏やふくらはぎを優しく揉むのも良いです。それから先ほどのセルフチェックとして挙げた動作や、つま先立ちからかかとを下ろす動作などを、ゆっくり大きく行ってみてください。始めは思うように動かせなくても、続けているうちに感覚がつかめてくるはずです。鍛えた後はまたストレッチをしてください。足指が鍛えられて動くようになってくると、たとえば見た目には外反母趾のままでも痛みは出なくなったり、たこ(胼胝)が出来にくくなったり、あとは足だけでなく全身の冷えやむくみの改善も期待できます。
(M)
【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)
- この記事の監修
高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
応用理学士、カイロプラクティック理学士 - 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
- 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
- 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。
