2006国際NEWS

№.28 業界発展の為に続く訴訟問題(アメリカ)

費用がかさむがアメリカのカイロプラクティック業界発展のために必要である訴訟が続いている。

大手のマネージメント団体(保険会社)フマナ(ソロモンVアンテム等の被告側の一団体)は、米国南フロリダ地方裁判所に350万米ドルとカイロプラクター及びその他の人たちに過去のビジネス業務に関する支払いとして費用を支払うことで合意した。他の和解条件は、新フマナ・アドバイス委員会へ米国カイロ協会代表による改正したビジネス業務と予約制を含めることである。
 研究によると2005年6月9日?10日までメリーランド州ベツーダにある国立衛生研究所(NIH)で開催されて手技療法者の生物学学会では新たな研究報告があり、カイロプラクティック研究者にとってアジャストメントとその他の手技療法のメカニズムの動きが理解できる。

(JAC NEWS LETTER、2006,№23)
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№.27 カイロプラクティック業務登録を法制化(タイ)

タイは8月にアジアで香港に次ぐ2番目のカイロプラクティック業務登録を法制化した国になりました。

タイカイロプラクティック協会の会長Dr.オーク・ブラナソンバティと協会会員の努力の成果である。担当大臣は8月中旬に合意し30日後に制定した。今後、タイで開業する全てのカイロプラクターが登録の際に試験を受けなければならない。
*タイの法制化は医師の下だけで開業権が認められるという非常に限定されてものである。

(JAC NEWS LETTER、2006,№23)
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№.26 カイロプラクティック大学教育始まる(スペイン)

スペインのカイロプラクティック業界では、画期的な動きがあった。175名のカイロプラクターがいるが、カイロプラクティック業を保障する法律は今のところまだない。

2007年の10月にはマドリッド近くのエル・エスコリアルにあるマリア・クリスティナ・ロイヤル大学センター(RCU)で最初のカイロプラクティック教育が始まる。RCUはスペイン最大の伝統ある大学のマドリッド・コンプルテンス大学と提携を結び、1892年にレジェンド・マリア・クリスティーナによって創立された。この新しいカイロプラクティック教育はイギリス、ボーンマスのアングロユーロピアンカイロプラクティック大学(AECC)とスペインカイロプラクティック協会(AEQ)の協力の下で開始される予定。

RCUのプログラムはカイロプラクティックの学校では2番目のスペイン語圏の学校となる。最初の学校は2001年に創設されたメキシコシティーにある政府出資の国立大学のエカテペックバリー州立大学(UNEVE)であり、去年最初の卒業生が出た。

(JAC NEWS LETTER、2006,№23)
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№.25 医師法違反に関する合意(韓国)

今まで韓国は国際基準のカイロプラクターが資格なしで開業すると医師法違反で刑事処罰を受けてきた。韓国カイロプラクティック協会(KCA)とWFCの昨年11月の会議で韓国ナショナルカイロプラクティックシンポジウム総会を含め保健省は刑事訴訟の一時停止に合意した。KCA会長のDrタエ・スー・チョイは一時的な停止ではなく24名の登録者によって署名されたカイロプラクティックの法案が10月中に議会へ通ることを願っている。

この活動を後押しするために、今年の11月に再び登録総会のカイロプラクティックシンポジウムが韓国で開かれるので、WFC代表は再び出席する予定。

(JAC NEWS LETTER、2006,№23)
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№.24 カイロプラクティック法制化運動(ペルー)

1998年にはペルーのカイロプラクターは5人であった。今日ではペルーカイロプラクター協会(AQP)にはペルー在住の25人のカイロプラクターのうち17人が所属している。AQPはDrフェリペ・カストロ・マンデビルのもとで力強く活動している。彼は元クラシックギター奏者でライフウェスト卒である。ペルーでのカイロプラクティックが法制化されていないことから、法制化の準備運動を着々と進めている。大手の保険会社は今カイロプラクティックの適応を認め、AQPの研究委員は喘息の合同研究に参加し、ペルーにカイロプラクティック学校を設立する計画もある。

9月9日にはAQPの年次総会があり、Drカストロ・マンデビルは会長を降り、書記に留まることが決まった。Drカルロス・エアーズが次期2年間会長に就任する事が決定した。Drエアーズはニューヨークカイロ大学卒である。

(JAC NEWS LETTER、2006,№23)
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№.23 ケニアカイロプラクティック協会設立(ケニア)

5月終わりにヨハネスブルグで開催されたWFC役員会でカナダ代表のDrデボラ・コパンスキー・ギルズはナイロビのDrトマス・アダガラと会談した。彼はナイロビとケニアの5人のカイロプラクターの代表であり、ケニアカイロプラクティック協会を設立した人物である。Drアダガラは1980年にシャーマンカイロカレッジを卒業後、ナイロビで開業した。ケニアのカイロプラクターは保健省から開業は認められているが最低限の教育基準は法律で今のところ守られていない。

KCAは毎月会合を開き、カイロプラクティックの認知と保険の適応を交渉しているが、今のところ限られている。患者のほとんどが自己負担である。ケニアの通信問題によりDrアダガラには手紙もしくは電話での連絡が最適である。

(JAC NEWS LETTER、2006,№23)

№.22 スポーツ大会に参加、カイロ治療をする(コロンビア)

7月に少数のカイロプラクターが活動しているコロンビアで中央アメリカとカリブ海諸国ゲーム(スポーツ大会)が行われ、32ヶ国からの選手が参加し、パンアメリカ・ゲームに続くラテンアメリカでは大規模の大会が行われた。

世界オリンピア協会(WOA)、マイアミ在住の元ACAスポーツ障害委員会長であるDrトム・ハイド、パーカーカイロ大学学長Drファブリチオ・マンシーニの協力のもと、24人のスポーツカイロプラクターのチームがスポーツ医学の一部として選手の治療にあたった。かつてはこのような大きな大会で選手がカイロプラクティック治療を受けられるということはありえなかった。

DrハイドとDrマンシーニは選手と大会主催者側から厚い歓迎を受けた。今後は定期的にスポーツカイロプラクティックが参入し、来年2月にブラジルのリオデジャネイロで開催されるパン・アメリカンゲームには代表者を送る計画がすでに立っている。

(JAC NEWS LETTER、2006,№23)
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№.21 プライマリーケアの一員として(カナダ)

カナダカイロプラクティック協会(CCA)とその会員は、カナディアンメモリアルカイロプラクティック大学(CMCC)と共同で、WFCで昨年決議されたカイロプラクティックの役割とアイデンティティーを理解し、ヘルスケアサービスの中で中心的な役割を果たし、カイロプラクティック業界を確立し続けるために働きかけている。

オンタリオ州で起こった2つの大きな最近の出来事として、主な都市部の臨床体験施設の病院で新しくプライマリーケアの一員としてカイロプラクティックのサービスが試験的に取り入れられ成功したことがあげられる。CMCCのDrシル・ミオールが保険省から上級健康コンサルタントに任命されたことから始まった。

プライマリー・ヘルスケアの提供は、政府の健康政策の中で再構築され、新しい多種医療混合チームの中で欠かすことのできない役割を果たすことが求められている。この試験結果によりカイロプラクティックは他の医療従事者、患者、医師から温かく迎え入れられ、費用削減にも役立つことを示した。

Drミオールは来年5月に開催されるWFCポルトガル総会で詳しく講演を行う予定である。二つ目はトロントにある聖ミハエル病院でのDrデボラ・コパンスキ・ギルズによるプロジェクトは成功を収め、多くの医療スタッフや他の病院の事務員を含め、同等の発展を期待している。大変な医師不足とカナダのヘルスケア予算の危機があるため6万5千のカナダのカイロプラクターたちが救済に立ち上がっている。

(JAC NEWS LETTER、2006,№23)
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№.20 全国カイロプラクティック大会開催(ブラジル)

ブラジルカイロプラクティック協会(ABQ)が1993年に設立された頃、この国には3人しかカイロプラクターがいなかった。カリチバで9月12?16日まで開催されたA BQ初のブラジルカイロプラクティック大会に約400名のカイロプラクターとカイロプラクティックの学生が参加した。ブラジルに今では二つの大学のプログラムがあり、サンパウロのアンヘンビーモルンビー大学では約250名の学生が、ノボ・ハンブルゴのフィバーレセントラル大学では約500名の学生が在籍している。

5日間の大会は、国内外から講師が3日間のテクニックセミナーを行い、1日は最新科学シンポジウムを行い、カイロプラクティック業界からではなく、医学、リハビリ学、外科学、オステオパシーなどの療法から講演者が参加した。フィバーレ大学と提携しているパーマー大学からはDrイアン・マクリーンが画像診断学の講義とワークショップを行った。現在のブラジル協会会長のDrリカルド・フジカワ、前会長のDrシーラ・ボーゲスとDrエドアルド・ブラヒャーの3名の指導者の貢献を称えたい。

(JAC NEWS LETTER、2006,№23)
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№.19 規定フォーラムと科学シンポジウム(オーストラリア)

シドニーで8月12?13日まで豪州カイロプラクターズ協会(CAA)主催、シンガポールカイロプラクティック協会、ニュージーランドカイロプラクティック協会、豪州脊椎研究基金らの協賛によるCAAの第1回規定フォーラムと科学シンポジウムが開催された。

科学シンポジウムは今後毎年開催される。規定フォーラムのゲストはクリーブランドカイロプラクティック大学の研究副部長のDrチェリル・ホークで、題目は「われわれは正しい問いかけをしているか」である。Drホークは、単なる筋骨格系の痛みの研究からカイロプラクティックケアの目標である臨床的価値を見出す研究をしなければならないと強く訴えた。

パネル・ディスカッションや観客からの質問で、その後もこの議題は続いた。オセアニア地域に4つあるカイロプラクティックの教育機関のうち3つの代表者である、メルボルンのRMIT大学のDrフィリップ・エブロル、シドニーのマッコーリ大学のDrシャリン・イートン、そしてニュージーランド、オークランドのニュージーランドカイロ大学のDrブライアン・ケリーが講演を行った。

科学シンポジウムでは、メリー・アン・チャンスとロルフ・ピーターズ研究優秀賞はRMIT大学のDr亀井憲とDrバーバラ・ポラスの「傍脊柱筋の機能的状態を確認するための診断方法における腰椎の筋肉の表面筋電図(SEMG)の有効性と正確性の調査」が選出された。臨床家の研究優秀賞はスペインのDrエイドリアン・ウェンバーンとDrミシェル・ニールソンの「比較的無症状の患者のカイロプラクティックメンテナンスケアとQOL」。

(JAC NEWS LETTER、2006,№23)
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№.18 退役軍人に対するカイロプラクティックサービス(アメリカ)

連邦政府の決定により、カイロプラクティックケアサービスが国防総省の軍隊や退役軍人の人々へと広がった。これはこの法律を通過させようと努力してきた結果であった。

国防省によると、法案では2006年内にさらに11の基地でカイロプラクティックサービスが行われ、DCが勤務している基地は合計53にものぼるということである。現在、成立を予定している法案は退役軍人を含むことも予想されている。2008年までに75、2010年までに154のすべての退役軍人保健施設でカイロプラクターの治療が受けられるような法案を通過させる予定である。

米国カイロプラクティック協会(ACA)は医療産業や保険業者に対して多くの問題を抱えている。万が一、裁判に負けたとしても、その結果は業界にとっては有利に働くことがある。最近のブルーシールドとの提携に対する訴訟では敗訴したが、ブルーシールド・クロスのポリシーを変え、今後5年間アメリカで20億ドルの更なる追加資金提供を果たすことを決定した。米国カイロプラクティック協会(ACA)と国際カイロプラクターズ協会(ICA)ではそれぞれ新しい事務スタッフが決定した。

(JAC NEWS LETTER、2006,№22)
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№.17 カイロプラクティック業界の成長(南アフリカ)

南アフリカカイロプラクティック協会(CASA)の報告では、ゆっくりと着実にカイロプラクティック業界は進展してきている。ダーバン工科大学とヨハネスブルグ大学の二つの学校があり、卒業生は業界でもリーダーとして活躍している。CASA会長のDrケンドラ・ダ・シルバはダーバン工科大学の卒業生である。

カイロプラクティック業界は法律で守られ、CASAには275人の会員が所属し、政府や一般の認知度は非常に高い。他のアフリカ諸国ではカイロプラクターの数は少ない。例えば、ボツワナ(2人)、ガーナ(4人)、ケニア(5人)、モザンビーク(2人)、ナミビア(7人)、ウガンダ(2人)、ジンバブエ(4人)。

(JAC NEWS LETTER、2006,№22)
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№.16 カイロプラクティック大学教育会議(メキシコ)

WFC・ACC主催のカイロプラクティック大学教育会議が2006年10月25?28日にカンクンで開催される。メキシコシティーにある唯一のカイロプラクティックの新設校であるエカテベックバリー国立大学(UNEVE)が主催である。この学校はノースウェスタン健康科学大学とパーカー大学の協力のもと、カイロプラクティック教育を開始した。WFC代表者たちは新入生と大学関係者を訪問する予定である。

その他、登録機関を担っているメキシコカイロ研究機関の会長のDrエンリケ・ベネット・カヌットや、58人の会員がいるメキシコカイロプラクティック協会(AMQ)のメキシコシティー在住の会長Drマリア・メルセデス・モンタノ・ダコスタ、書記のカンクン在住のモイゼス・レスニックなど、メキシコには現在80人の資格のあるカイロプラクターがいる。

UNEVEは州の全面的な援助を受けて成り立っているため、さまざまな階層の学生たちが学んでいる。さらに卒業生たちは病院で恵まれない人々へのカイロプラクティック治療を率先して行っている。他のメキシコ中の大学もカイロプラクティックのプログラムに強い興味を示し始めている。今後が非常に楽しみである。

(JAC NEWS LETTER、2006,№22)
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№.15 正規の教育機関の設立(欧州各国)

英国カイロプラクティック協会(BCA)会長であるDrベリー・ルイスは欧州カイロプラクターズ連合全体会議でBCAを代表し、WFC役員会ではヨーロッパを代表し、5月にストックホルムで開催したECU年次総会で以下の発表を行った。

最初はアクレディテーションを受けていない学校や、アクレディテーションを受けていない学校卒業の自称カイロプラクター、もしくは前者を相手に教育やセミナーを行っているカイロプラクターのブラックリストを作成することを決定した。これは、ヨーロッパの多くの国で、法制化がなされていないためである。

最近では、ヨーロッパと北米のカイロプラクターたちがテクニックとその他のコースを自称カイロプラクターやその学生を対象に行っている事例が後をたたない。ブラックリストに掲載された後援者はECU関連協会が主催する会議から追放される。

もしヨーロッパで公園を行う予定であれば、参加者の条件を確認する上でも各国代表団体に問い合わせてください。欧州カイロプラクティックアカデミー(EAC)の設立で、ECUの独立機関として研究、会議、卒後教育を行っていく。いくつかの国ではカイロプラクティック教育機関の設立を今後計画している。

(JAC NEWS LETTER、2006,№22)
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№.14 研究者を育てる(カナダ)

カナダカイロプラクティック協会(CCA)は各々の州にある大学でのカイロプラクティックの研究者を育てる計画を考えている。

最終的な目標は、政府や公共の資本により、これらの研究者だけでなく、一般のカイロプラクティック博士号履修者も働けるよう考慮されることを目指している。初期にはカイロプラクティック研究はCAAと政府の国立大学の協力で行われていた。

バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学のカイロプラクティック研究長へのDrジーン・セバスチャン・ブロウィンの就任は、アルバータ大学のDrグレッグ・コウチャックやトロント大学のDrマーク・アーウィンの就任に続いた。Drアーウィンの博士課程の研究は、椎間板の生理学、椎間板変性の予防などを含め、国際的にも高い評価を受けており、業界と研究の未来に役立つものである。

(JAC NEWS LETTER、2006,№22)
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№.13 カイロプラクティック促進キャンペーン(オーストラリア)

豪州カイロプラクターズ協会は、オーストラリアの医療における「健康」と「カイロプラクティック」を推進していくための長期的なキャンペーンを行ってきた。オーストラリアにある3つのカイロプラクティック大学では、すべての医療関係者を対象にしたウェルネスの修士号プログラムの開設を計画しています。これは、政府の補助でカイロプラクターにより制定されたプログラムで、郊外のアボリジニーなどの原住民やCAAなどの協会内に広めていく予定である。
 
また、2006年8月12?13日にかけて、シドニーでCAA主催の科学シンポジウムが開催された。この会議はニュージーランド・カイロプラクターズ協会とシンガポール・カイロプラクティック協会の協賛もあり、現在のヘルスケアからより質の高いウェルネスへの移行する必要性について話し合われた。研究発表者の優秀賞受賞者はCAA発行の雑誌に後日掲載される予定である。

CAAは各学校やコミュニティーに対し、脊椎の健康を広めようとするプログラムを行った。Drポーラ・ステイシーによる健康な脊椎の国立健康プロモーション・プログラムを支え、ゆくゆくはアメリカで行われているストレートアップアメリカのオーストラリア版にしたいと考えている。

(JAC NEWS LETTER、2006,№22)
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№.12 カイロプラクティック会議を開催(ブラジル)

ブラジル・カイロプラクティック協会(ABQ)の代表Dr.リカルド・フジカワは、「ABQは以前はテクニックセミナーの開催のみだったが、来年、第1回ブラジル・カイロプラクティック会議を開催する予定である」と発表した。これは、2006年9月13日?16日にパラナのキュリティバにあるコンベンションセンターで行なわれる。カイロプラクターのためのテクニックの日が設けられ、脊柱の健康に関する学術的な会議が3日間行なわれる。

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)
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№.11 臨床ガイドラインを発表(カナダ)

カナディアン・カイロプラクティック協会(CCA)とカナダの様々な地区のライセンス機関であるカイロプラクティック規制委員会カナダ連盟(CFCRB)は、初の臨床ガイドライインを完成させた。タイトルは「むち打ち症に起因しない成人の頚部痛に対する根拠に基づく治療」でジャーナル・オブ・カナディアン・カイロプラクティック・アソシエーションの2005年9月号で発表された。

CCAニューズレター秋号のレポートでは、「ヘルスケアの枠組みにおけるカイロプラクティック専門職」と題して、CCA幹部より次のような表明があげられている。

ここでは。カイロプラクティックの位置づけをメインストリームにおき「代替医療の分類を超えるもの」とすることを明確な目的としている。

カナダにおけるヘルスケアの実践は絶えず発展し、患者の要求、財政の影響、プライマリーケアの変革、利害関係者の人口統計、様々なヘルスケア従事者グループが正式なヘルスケアシステムとして統合されることにより変動する。

カイロプラクティック専門職もまた発展し以下のような特徴により定義される。
・各地区には、法廷権利と共に法制化された規制機関があり、開業資格を定義し公衆の利益を保護する。
・一定の臨床徴候に対して有効性が確立されている。
・統一化された国家試験がある。
・プライマリーコンタクトヘルスケアを行なう規制された健康専門家のグループの中に含まれる。
・法整備が確立され、そこではカイロプラクターは脊柱及び四肢関節のアジャストメント・マニピュレーションがコントロールされた状態で行なわれることが許可されている。
・神経筋骨格系の状態に対する独立した根拠の基礎は確立され発展段階である。
・カイロプラクティック専門職は、患者中心でありヘルスケアに対して生物心理社会的アプローチであることに忠実であり、検査、診断、治療を含むものであり、ヘルスケアに対して保存的で安全なアプローチを利用し、可能な限り患者が薬物と外科手術に依存することを最小限にする。
・カイロプラクティック・ケアは政府及び第三者機関の両方による保険プランに含まれている。
・カイロプラクティック・ケアは代替医療として考えられている一方で現在のカナダにおけるカイロプラクティック専門職は脊柱及び四肢の関節のケアにおいては特に専門性が高い、規制されたプライマリーヘルスケア専門職であると表現するにふさわしい。
・カイロプラクティックの実践は、脊柱、関節、および神経筋骨格系に関連する疾患の検査、評価、診断、治療、マネジメント、予防により構成される。

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)
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№.10 カイロプラクティックの開業を規制(インドネシア)

11月に新しいカイロプラクティック組織であるペルヒムプナン・キロプラクス・インドネシア(ペルキリンド)が政府により認可され、インドネシアにおいてカイロプラクターを登録し、カイロプラクティックの開業を規制することになった。

ペルキリンドの創設に関わったリーダーは、何年もの間インドネシアで臨床を続けたオーストラリア出身のDrアンソニー・ドーソン(1990年パーマー卒)とインドネシアで現在開業している15人のカイロプラクターのうち唯一のインドネシア人であるDrティナー・タン(1999年RMIT卒)である。

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)
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№. 9 カイロプラクティック規制法案(韓国)

韓国でカイロプラクティックを行うことは違法であり、医師会からの圧力の下、政府はカイロプラクティックを投獄し告発している。韓国には、およそ120人の有資格カイロプラクターがいるが、(アメリカには1000人以上の韓国人DCが存在し、その多くは法律が変わるならば帰国したいと希望している。)多くの医師、東洋医学の医師、理学療法士、素人療法家がカイロプラクティック・サービスを提供したいと主張している。

韓国カイロプラクティック協会は、Drテグ・スー・チェ(ライフ卒)とDrミャン・スク・パク(パーマー卒)により、力強くめざましい活動をしている。

何人かの国会議員が、2005年11月8日に国民会議でカイロプラクティックに関するシンポジウムを開いたことが、大きく現状を打破することとなった。これは、KCAと患者からの圧力による応答として開かれた。国民会議のスピーカーであるウォン・キ・キム氏により、WFC事務総長のデービッド・チャップマン・スミス氏とメルボルンのRMIT大学よりベリー・ドレイパー講師など、学際的な出席者と国民が出席した。カイロプラクターを専門職として認識し、規制するための法案は、現在準備されつつあるが、長く厳しい闘いとなることが予測される。KCAは、できる限りのどんなサポートでも必要としている。

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)
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№. 8 政府がカイロプラクティックに資金提供(ノルウェー)

ヨーロピアン・カイロプラクターズ連合のニューズレターであるBackSpaceの2005年8月号では、2005年におけるカイロ業界の大々的な法的勝利が表紙を飾った。それは、ノルウェーでのカイロプラクティック・サービスに政府が資金提供したことである。2003年、2004年の試験的なプロジェクトに引き続き、政府はカイロプラクターに対し、業務の拡大と紹介する権利と、彼らのサービスへの資金提供を提案した。しかし、政府の資金提供の提案は、医師による紹介に限定される。

今年6月には、ノルウェー・カイロプラクターズ協会による積極的なロビー活動と政治運動の後に、ノルウェー国会において全ての政党が独立したカイロプラクティック・サービスへの資金提供に賛成を投じた。

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)
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№. 7 脊椎マニピュレーションに関する法案可決(台湾)

2003年10月に、台湾では脊椎マニピュレーションを医療行為とする法案が可決された。韓国と同様に、カイロプラクティックを行うことは現在、違法行為である。それに対して、会長アルバート・リー(LACC/SCUHS卒)、事務長官Drミン・シャン・チャン(パーマー・ウェスト卒)率いる台湾カイロプラクティック・ドクターズ協会(TCDS)による大々的な法制化運動が行われてきた。

その結果、カイロプラクティック法案が11月の議会の第一次審議を通過した。しかし、台湾医師会は、議会とメディアに対し、攻撃的な反応を示しており、前途多難な闘いがあることは明らかである。11月下旬にTCDSの代表とWFC事務総長のデイビッド・チャップマン・スミス氏が、厚生大臣のDrシェン・モウ・ホウを含む政府の高官らと会談した。

また、議員による大々的な記者会見や、有名なTVスターを含む多くの患者がカイロプラクティックを支持することを強くメディアで伝えられた。

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)
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№. 6 カイロプラクティック発展基金(アメリカ)

カイロプラクティック発展基金により、長く待望されていたカイロプラクティックの新しい国際広報キャンペーンが、現在始動し、成功している。また、フット・レベラーズ社とNCMIC保険会社のそれぞれより100万ドルの寄付金が最近発表された。

原動力であり、基金の会長でもあるケント・グリーンウォルト氏は、フット・レベラーズ社の社長であり、もちろんマーケティングの原則を熟知している。 CEOであり、議長であるジーン・ヴェノ氏は、長年ペンシルヴェニア・カイロプラクティック協会の事務局長を務めている。

役員のメンバーには、ACAの代表Drマイケル・フリン、ICAの代表Drジェラード・クラム(両氏は現在WFCの幹部である)、ダイナミック・カイロプラクティックの編集、発行をしているドン・ピーターセン氏、カイロプラクティック・エコノミクスを編集・発行しているジョセフ・ドイル氏らが名を連ねる。

役員会では、5年間で数百万ドルのマーケティング・キャンペーンが、カイロプラクティック・サービスへの消費者の認識を向上させ、よりマーケット・シェアを拡大させることを見込んでおり、以後監督していく。

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)
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№. 5 カイロプラクティック研究シンポジウム(オーストラリア)

オーストラリア・カイロプラクターズ協会(CAA)は、2006年8月12?13日に研究シンポジウムを開催する。

これはCAAがヘルスケアの政策と財政支援の焦点を病気の治療から、健康の増進(ウェルネス)に移行させてゆくことを働きかけるために、ウェルネスとカイロプラクティックに関して検討するものである。チェリル・ホークDC、PhDは、基調講演「我々は、すべき質問を問うているか?」で、カイロプラクティック研究の傾向について述べる。

その他の正式なスピーカーとしては、RMITのDrフィリップ・エブロル、オーストラリアにおける健康専門家であり、著者のジャニー・ジャミソン教授、カイロプラクティック神経学者のDrポール・ヌーン、CAAの政治・政策アドバイザーのDrゲイリー・ソーアー・トムソンが含まれる。

賞金が用意されているオリジナル研究コンペティションでの受賞論文のテーマについて、セッションが行われる。募集要項は、まもなく発行される

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)
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№. 4 ブラジル初のカイロプラクティック国際会議(ブラジル)

ブラジル・カイロプラクターズ協会(ABQ)の会長Drリカルド・フジカワは、2006年9月13?16日に美しい南の都市クリティバで、ABQが初のカイロプラクティック会議を開催することを発表している。

プログラムは、英語とポルトガル語の予定で、北米、ラテンアメリカの著名なテクニックのエキスパートが参加し、また、学際的な聴衆に対して、神経筋骨格系の問題へのマネジメントにおいてカイロプラクティックが重要な役割を果たすことを紹介するものとなる。

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)
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№. 3 東地中海テクニックセミナー(キプロス)

ここは、2006年5月12?13日のWFC東地中海地域テクニックセミナー開催地となる。リーダー的専門家であり、講師であるDrトム・バーグマンが参加する。この地域のカイロプラクターを支援するため、登録料は不要である。

このセミナーはWFCにより全額援助されている。他の出席者としては、WFC評議会メンバーであるDrスタシス・パパドポウロス、WFC事務局長のデイビッド・チャップマン・スミスが含まれる。法制化や、中東におけるカイロプラクティックの発展に関するほかの問題について議論する時間が用意されている。

あなたがこの地域出身であれば、あなた自身の臨床スキルの強化と地域のカイロプラクティックの発展の両方のために、どうか参加を検討いただきたい。

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)
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№. 2 頸椎マニピュレーションに関する研究(ドイツ)

ロイターらによる新しい研究が、Spineで発表された。過去3年間にドイツで「カイロプラクティック頚椎マニピュレーション」に関連する動脈解離と発作についての症例報告である。

実際、この論文で明確にされているように、ほとんどのケースがメディカル・マニピュレーションの後に生じていて、その50%が整形外科手術によるものである。また、4つのケースのどれについても正式な有資格カイロプラクターといえる「カイロプラクター」が関わったものでない。これら全てが明らかにしたことは、ドイツにおいてはカイロプラクティックの開業について規制する法整備がまだ実現されていないが、カイロプラクターによって使用される特定の称号を保護するばかりでなく、他の職業がカイロプラクティックと同等のサービスを提供することを国民に対して可能にすることを違反とすることである。

ドイツ・カイロプラクターズ協会とWFCは、これに対する反応として、Spineの編集者に手紙を送るなどの適切な処置をとっている。

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)
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№. 1 教育基準の制定を求めて(グアテマラ)

正式な有資格カイロプラクターであるDrマルコ・トレス・フライとDrデイビッド・ティグム、そしてガテマラ・カイロプラクティック協会のリーダーらは、医学、心理学、その他の専門領域での基礎教育を受けていて、地元で教育を受けたカイロプラクターを代表し、2月にパナマでWFCとFLAQのリーダーらと会合を持ち、ガテマラにおけるカイロプラクティックの専門職の将来について計画した。この国でも教育基準を規制する法律が定められてはいないが、正式に、またはそれに満たない教育を受けたカイロプラクターが一緒になって適切な教育を確立することに協力して、北米やその他の地域のアクレディテーションを受けたカイロプラクティックスクールと提携しようとしている。新しいWHOガイドラインが最低限の可能な基準を設定したことが受け入れられている。

(JAC NEWS LETTER、2006,№21)


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