Case症例紹介
  • 2024.08.13
  • 肩こり・首・腕や手指のしびれ

「首上部の痛み 圧迫感 自律神経や不眠」(30代女性 公務員)

4年くらい前から寝る時に枕に上頚部が当たると圧迫されているような感じがしていて、ここ1ヶ月ほどはその圧迫感や歪み感が強くて眠れない。眠れないのと、首の歪み感のために自律神経にも不安が出てきた。先月異動があり緊張の中でずっとPCワークをしているせいか仕事後は首の特に左側や左右のこめかみにも圧迫感や引っ張られているようなコリ感がある。

初回来院時の状況

頭のすぐ下の首から背中まで背骨の前後カーブが小さく、顔はややうつむき傾向、肩甲骨の上部が背中で少し浮いた(翼状肩甲骨)様になって左肩が前に凸(いわゆる巻き肩)になっている。
首を反らして見上げる動きより、首だけで右を向く動きの制限が強い。
後頚部に触れると皮膚表面から軟部組織が硬く緊張が感じ取れ、圧痛もあった。

施術内容及び経過

上部頚椎に捻れてかたまっているような“ゆがみ”が見つかり、圧迫感が再現されたので矯正した。頚部の緊張も緩み、3日間くらいは圧迫感なく(漢方も飲みはじめて)眠れたが、1週間で少しずつ戻ってきた。1週間おきに3回継続して施術をすると、首の圧迫感はほとんど気にならなくなってきて眠れるようになった。ただ、PCワークや子どもと手を繋いで歩くなどが長時間になると詰まる感じが出てくるとのことでメンテナンスを受けている。

担当者コメント

長時間のPCワークやお子さんのお世話や触れ合いのためにうつむき姿勢がクセになり、上部頚椎の可動制限と頚部筋肉の過緊張(血行不良なども)が生じていたようでした。首は脳にも近いので、頚椎の“ゆがみ”は確かに全身・全体に影響を与える可能性があります。
(M)
№G74723

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。