- 2025.08.14
- カイロTopic【健康】
[Topic]「息苦しさ」が起こる原因
「呼吸が詰まる感じ」「呼吸が浅い」「息が切れる」「息を吸いづらい」「息をうまく吐けない」…などなど、「息が苦しい」という症状には様々な感じ方・表現があります。これらの症状は医学的にはまとめて「呼吸困難」と呼ばれるそうなのですが、その症状が起こるのにはやはり様々な原因があり、大きく分けて 1.心臓や血管など循環器の病気 2.肺やノドなど呼吸器の病気 3.貧血 4.自律神経の乱れ などが考えられます。
呼吸困難という症状があるときにまず警戒しなくてはならないのは、心不全や冠動脈疾患などの心臓や血管など循環器系の問題、それから肺炎や気胸やのど(喉頭)のがんなどといった疾患が原因になっていないかどうかです。胸痛,嘔吐,むくみ,発熱など他の症状を伴う場合や、慢性的に続いて急激に悪化する場合などは循環器内科や呼吸器などの専門医を受診して治療を受けたり進行をくいとめたりする必要があるかもしれません。
それらの緊急性の高い疾患,貧血,喘息,感染やアレルギーによる通気障害,心因性(精神的なストレスや不安など)による過換気症候群などの可能性が除外された上で考えるのは、自律神経の問題と筋骨格神経系の問題です。
まず、一般に呼吸という場合には外界の空気と血液との間のガス交換(外呼吸・肺呼吸)を意味し、組織(血液と細胞との間)のガス交換である内呼吸は代謝という場合が多いです。この記事でも呼吸という言葉は外呼吸を指して使っています。
呼吸運動は脳幹の呼吸中枢の指令でおこなわれており、血中の酸素や二酸化炭素などの情報によって反射性に調節されています。さらに意志によっても少しの間息を止めたりあるいは深呼吸したりするなど調節ができます。
自律神経のはたらきが乱れるとこの呼吸中枢の調節が乱れて呼吸困難が起こることが考えられます。
また、肺におけるガス交換にかかわる器官を呼吸器系といい、気道(鼻腔,咽頭,喉頭,気管,気管支)と肺と胸郭です。
胸郭は胸骨,肋骨,脊柱(胸椎),肋間筋,横隔膜よりなり、胸腔を拡大↔︎縮小させる呼吸運動に関与しています。呼吸をする時には他にも頚部(首)の筋肉や腹筋群などもはたらきます。これらの呼吸運動にかかわる筋肉や骨格・関節のはたらきが悪くなることによって呼吸困難が起こっている場合があります。
これらの筋骨格神経系の問題には背骨の“ゆがみ”がおおいに関係していると考えられ、スターカイロでもチェックとアジャストメント(カイロプラクティックの矯正)を行って改善がみられるケースが多くあります。
さらに夏は高温多湿や台風の影響などで自律神経が乱れやすくなったり喘息の症状が出やすくなったり、汗をかいて特に夜間眠っている間に体内の水分や塩分が失われて不足することで血液がドロドロになったり熱中症になったりすることでも息苦しさを感じることがあります。生活環境や水分と塩分などのミネラル摂取などにも気をつけて、予防/改善につなげてください。
(M)
【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)
- この記事の監修
高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
応用理学士、カイロプラクティック理学士 - 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
- 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
- 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。
