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  • 2013.04.03
  • カイロTopic【健康】

[Topic]減量シリーズ<身体のリズム編>

ダイエット、食事も運動も頑張っているのに痩せない、それどころか肌荒れや体調を崩しやすいなどの副訴で悩む方も多いのではないかと思います。残念ながら食事や運動だけ気をつけていれば減量ができるわけではありません。食事編の時にストレスはダイエットの大敵という話はしましたが、そのことと大きな関係があります。

身体は一日の内でも変化しています。体温や血圧も朝・昼・晩と変わるように、ホルモンの分泌濃度も変わってきます。女性はご存じの方も多いようですが、経口避妊薬(ピル)を服用するとふっくらすることがあるというように、ホルモン分泌が偏ると中身だけでなく外見も変化してきます。

ではホルモンの分泌はどの様なもので変化するのでしょうか?

まずは「寝る子は育つ(成長ホルモン)」というように、睡眠(自律神経支配)リズム・時間などによるもの。甲状腺・副腎などの視床下部から指令を受けているものが、病気や薬の副作用などで分泌量が変わるもの。ストレスが視床下部に影響を及ぼすものなどがあります。

病気や薬とはお医者さんと一緒に向き合う必要がありますので、よくわからないが全身の倦怠感や月経異常、汗の異常(少ない・多い)などが現れた場合は一度受診をしてください。

それ以外に睡眠障害やストレスなどが原因の場合は、毎日のリズムを少し変えるだけで少し体内環境が改善することがありますので、できることから始めてみましょう。

まずは眠る直前までPCや携帯電話などの操作はなるべく避けること、睡眠の導入には暗くなることが大切です。身体が疲れて眠っても脳が覚醒していることもあります。そのような状態は自律神経失調をおこしやすいので注意が必要です。朝はどんなに眠くても決まった時間に起きて朝日を浴びましょう。日光に当たることは交感神経を活発にさせます。冷暖房に頼りすぎない事も、自律神経のトピックでお話しましたので、読んでみてください。

首や肩が凝っていて、自律神経幹が影響を受け交感神経優位のまま過ごしているということもあります。身体がお昼のモードのままということですので、ホルモン分泌にも影響します。そこでマッサージ、整体、カイロプラクティックなどで肩こりを改善、自律神経のメンテナンスを行うということが大切です。上記の施術を受けた日はよく眠れるという方は、この原因が考えられます。肩こりを放置していて睡眠障害や頭痛に悩まされている方は一度受けてみると良いですね。

身体の内部がオンとオフを切り替え、休みはちゃんとリラックスし、リズムが整ってくると減量も進めやすくなります。

減量の前に!身体のリズムが整っているか調べてみませんか?(K)

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。