[Topic]夏バテ防止法~自律神経の調節とカイロ~
暑いですねぇ~。
先日『ホンマでっかTV』を見ていたところ、疲労評論家の梶本修身先生が興味深いことをおっしゃっていました。そこで、シェアしたいと思います。ちなみにこの先生は、国から30億円の研究費をもらっている疲労関係の第一人者、とのことです。
その気になる内容は、夏バテの原因は自律神経、という話でした。
暑くて汗をかくのは、自律神経が酷使されているから疲れるのだということです。
つまり寝汗をかいている状態は、自律神経が酷使されて体温調整をしているから、疲労がとれない。だから、エアコンはつけっぱなしにして寝るのが良いそうです。
さらに番組内では、「環境省は28度をクールビス設定温度にしているが、同時に熱中症の厳重警戒に指定している温度でもある」と紹介されていました。
熱中症対策として考えるなら、エアコンの設定温度は28度より低い方が良さそうです。
しかし、あまりにも快適な生活を続けていると、自律神経の働きが低下してしまう気がします。温室育ちとか無菌室育ちと言われる、あれです。適度な刺激やストレスは、自律神経を鍛える効果もあるはずです。
すでに自律神経が酷使されてしまっている方は、しっかりと夏バテ対策をした方がいいと思います。しかし、まだ余力のある方は、自分の体を信じて適応可能な範囲を見極めておくのも良いと思います。
ところで、自律神経が酷使され弱ってしまっている方で、対策は万全なのに夏バテがとれない方・起床時に疲れがとれていない方は、一体どうすればいいのでしょうか?
夏バテがとれない方は、ひょっとすると背骨に問題があるかもしれません。特に、背中が張ってかたくなっている人は要注意です。なぜなら、背骨の両側には交感神経幹が通っているからです。自律神経が酷使されると、背骨に問題が現れてくることがあります。
カイロプラクティックでは、背骨の関節の動きを評価して整えることができます。そして背骨の調節により、なんと神経機能の改善をはかることができるのです!その結果、起床時に疲れがとれるようになれば、夏バテ防止につながるはずです。
自律神経の不調を感じたら、カイロプラクティックで背骨をチェックすると良いかもしれませんね。
ところで、冒頭の「暑いですねぇ~」に対しては、同じように「暑いですね」と返すのが良いそうです。1年前の『ホンマでっかTV』の内容です。相手が社会承認してくれることで、暑さのストレスが軽減するとのことでした。
(G)