- 2014.02.04
妊娠中 いつまで受けられますか?
腰痛でスターカイロプラクティックに通われている妊婦さんからの質問です。
「いつ頃までカイロプラクティックは受けていいのですか?」
基本的にカイロプラクティックは体に良いことをしていますので、妊娠中いつでも受けることが可能です。
ただし、臨月(妊娠36週~40週)になると、いつ生まれてもいいくらいに胎児は成長しています(正産期は、妊娠37週0日から41週6日までの間です)。何がきっかけになって陣痛がはじまるか、分かりません。そのため、産院への週一回の健診だけしか外出しない、という方も多くいらっしゃいます。このあたりを考慮されて、ご自身の状態から判断していただくことになります。
一方、流産については、カイロプラクティックを受けることの影響はほとんどないと考えています。
流産は意外と多く、全ての妊婦さんの10%~15%の確率でみられます。流産の70%以上(98%とも言われています)は妊娠初期(12週未満)に起こる早期流産で、胎児の染色体異常が原因ではないかと言われているからです。後期流産(12週以降~22週未満)は、比較的少ないようです。
ですので、心配な方には悪阻(つわり)の症状が軽くなる安定期(妊娠16週以降)に入ってからをおススメしています。
*早期流産の症状(お腹の痛みや張り、出血)といった症状がみられたら、まずは産院で状態を確認してもらうことが大切です。
過去に流産を3回以上経験している方は、習慣性流産=不育症の疑いもありますので、しっかりと検査してもらうのが先決です。
また、切迫流産の方は、流産とは名前がついているものの、妊娠継続が十分可能です。安静第一で、入院をすすめられる場合も多いです。まずは妊娠継続に重点を置き、産院での指示に従ってください。
まとめ
・妊娠中は、基本的にカイロプラクティックをいつでも受けられる
・少しでも心配のある方は、安定期に入ってから
・習慣性流産=不育症や切迫流産の方は、産院の指示に従う
・妊婦OKのカイロプラクティックを探す(STARカイロプラクティックは妊婦さんOKです)
(G)
【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)
- この記事の監修
高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
応用理学士、カイロプラクティック理学士 - 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
- 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
- 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。
