出産前から腰痛があったが、3日前に恥骨が痛くなった。歩くと激痛だったが、今は少しマシになっている。産後は実家で家の中での生活だったが、赤ん坊を抱っこして久々に病院へ行ったから痛くなったのかもしれない。歩くとまた激痛が出るのか不安で、骨盤の状態を診てほしくて来院した。
産後特有の反り腰姿勢となっていた。骨盤はまだ開いていて関節の矯正は必要なかったが、骨盤のゆがみはあり左右でねじれた状態だった。問題の恥骨は、右内転筋群に力を入れると症状が誘発された。
右内転筋群に力を入れやすく、痛みが出ない状態に整えていく。骨盤ブロックを入れて、ねじれを解消しながら進める。骨盤の上にある腰椎にカイロプラクティックの矯正を行い、バランスを正しながら右内転筋群の神経筋機能を改善した。施術後は、右内転筋群に力を入れても痛みは出なくなった。
産後の恥骨痛は、よくある症例です。今回の方のように、ご実家では赤ちゃんのお世話だけして過ごしていて、久しぶりに外出するタイミングで痛みに気がつくことが多いです。産後の安定しきれない状態で、急な負荷がかかり症状につながったと思われます。こんな時は痛みを我慢せず、早く回復させて育児に専念できると良いですね。
この方は2回目の来院が、それから2年後でした。その間にご主人をはじめご友人も何人かご紹介いただいたのできっと良くなったのだろうと思っていましたが、2回目に来院されてその通りで安心しました。この方の自然治癒力が高いのかカイロプラクティックとの相性が良いのか、数カ月~半年に1度くらいの不定期メンテナンスでその後も良い状態をキープされています。
(G)
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