[Topic]予防の大切さ
カイロプラクティックを受けに来られる方の中に、何年も海外で生活されていた方や、日本に里帰り中の方、海外勤務になり休暇で戻ってこられている方、等がいらっしゃいます。みなさんそれぞれ別の国ですが、医療費の高さを痛感されることが多いようです。
日本は国民皆保険なので、高度な医療を安価に受けることができます。そのため、帰国時にまとめて治療していかれる方がほとんどです。その中でも、特に歯科治療を優先される方の割合が多いと感じます。保険制度は国によってまちまちですので、例外もあると思います。また、任意で加入している保険の種類によっても、受けられる医療に幅があります。例えばアメリカで10年以上暮らしていた方の場合、歯科治療が高額なため歯磨きを念入りに行う習慣がついた、とのことです。予防することで虫歯にならず、高額な医療費を払わなくてすむということですね。対して安価に治療を受けられる私の場合、子供の寝かしつけでうっかり一緒に寝てしまい歯磨きを忘れてしまうことがあります。気をつけないといけません。保険で賄われているのであまり気にとめないですが、本来はその何倍も医療費はかかっています。予防できるものは、自分で予防しておくのが良いと思いました。
さて、体調管理や健康について、みなさんはどのくらい気をつかっていますか?
早寝早起きをして、適度な運動を心がけ、食事は腹八分目にしておく。これだけのことですが、生活環境や仕事に追われて、できていないことがあるのではないでしょうか。自分の健康は自分で守る、というスタンスが大切です。自分の力で回復できる状態が、カイロプラクティックの考える健康です。言い換えると、神経がしっかり働いている状態となります。神経がしっかり働いていれば、多少のことは回復していけます。慢性的な症状がいつまでも続く場合、神経の働きが低下している可能性があります。カイロプラクティックでは、骨格矯正によって神経の働きを正していきます。
かつて歯医者と言えば、虫歯の痛みが治療の痛みより強くなったときに仕方がなく通院するところでした。最近では、歯科は口腔ケアに力を入れているところがあります。定期的に歯石を除去し虫歯にならないうちにケアしていくのが、予防メンテナンスとしての歯科の使い方に変わってきています。
カイロプラクティックにも似ているところがあります。慢性的に症状があるが、ぎっくり腰や寝違え等、日常生活に支障がでるような場面になって初めてカイロプラクティックを受ける。良くなれば、それまで通りの生活にまた戻る。これでは、虫歯をくり返すのと同じです。しかし、カイロプラクティックには予防という考え方があります。症状が強く出る前に、背骨の状態を整えておくことができるのです。いつも同じ部位に症状が出る場合、定期的なメンテナンスによって症状が出る前に対応していくことが可能です。
まとめ
・病気や虫歯にならないように、予防する
・自分の健康は自分で守る
・カイロプラクティックで背骨から予防して、よりよい健康を!
(G)