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  • 2019.10.29
  • カイロTopic【健康】

[Topic]生理痛

女性は生理中=月経時に、下腹部の重だるさや痛み,腰痛,頭痛,胃痛,吐き気などの不快な症状が起こることがめずらしくありません。生理痛と呼ばれるものです。

生理痛は、主に生理開始一日目~二日目に起こり、多くの場合けいれん性の痛みで周期性があります。
生理(月経)直前から前半までは、子宮内膜で作られるプロスタグランジンという物質の分泌が増えます。
プロスタグランジンは子宮の収縮を促して、はがれ落ちた子宮内膜(経血)を排出する役割を果たすものなので、生理中に分泌が増えることは正常なのですが、この量が多すぎると子宮の収縮が強くなりすぎて、下腹部にキリキリとした痛みが起こってしまいます。
また、プロスタグランジンは子宮の収縮の他に血管の拡張や腸管の収縮、血圧(降下)や消化酵素の分泌を調整する作用などもあるため、腰痛や頭痛、だるさや冷え、吐き気や下痢を引き起こします。

プロスタグランジンの量が多くなりすぎる原因の一つとして、骨盤のいわゆるゆがみとそれにともなう可動制限が挙げられます。骨盤のゆがみ・可動制限があると、はがれ落ちた子宮内膜の排出をするのに、より強い子宮の収縮が必要になるからです。

また、経血が体外に出ることによってからだが冷え、からだが冷えると血液の流れが滞ります。
骨盤を中心に血液の流れが悪くなると、プロスタグランジンも骨盤内に滞りやすくなり、血行不良とプロスタグランジンの両方が下腹部の鈍痛や腰回りの重苦しい感覚、さらなる冷えやむくみなどを引き起こします。
さらに冷えは骨盤周囲や子宮も含めたからだ全体をかたくしてしまうので、子宮の収縮もわるくなり、プロスタグランジンの量が増えてしまうという悪循環になりかねません。

ですから、カイロプラクティックの施術で骨盤まわりをととのえることと、背骨の矯正によってからだのコリが改善したり自律神経がととのったりすることで血行が良くなったりからだの産熱が増えたりすることが生理痛と呼ばれる不快な諸症状の緩和につながると考えられます。
生理痛の緩和には規則正しい生活やエクササイズやストレスの軽減などの日頃のケアが有効だと一般的に言われていますが、その日頃のケアのひとつとして、また生理前や生理中など心身にさまざまな変化が起こって「いつもどおり」がままならないときにはパッシブケアとして、カイロプラクティックがお役に立てると思います。
(M)

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。