渋滞中の腰痛対策
年末年始を、旅行したり帰省したりして過ごす方は、大勢いらっしゃることでしょう。腰痛持ちにとっての不安は、ずばり移動中だと思います。長時間の移動に加え、混雑して身動きがとれない状況は、辛いものです。座り続けていると腰の不快感が増してきて、じっとしていられない状態になってきます。
腰痛対策としては、同じ姿勢を続けないことが大事です。車であれば、パーキングエリアやサービスエリアに停車して、辺りを少し歩いて腰を伸ばしましょう。また、電車での移動の際には乗換時に歩くことになりますので、座り続けから解放されます。困るのは、乗換がない状況(新幹線で何時間も移動する・飛行機で海外へ行く、等)や、車で渋滞につかまってしまった時です。
そんな時は座ったままでもいいので、体を動かしましょう。おへそを前にグーッと突き出すようにしていって、次に腰を丸めていきます。前後に5回ずつ、往復して動かしてみてください。この動きによって、骨盤周囲の固まった感じを少しでも和らげることができます。コツさえつかめると、立ったままでもこの動きを行うことができます。
最後までおへそを突き出す、もしくは最後まで腰を丸めると痛みがでる場合があります。痛みが強い時は、痛くなる手前の角度までにして行います。完全には腰痛がとれないでしょうが、もう少しだけ我慢できるようになるハズです。そして、旅先から帰ってこられたら、カイロプラクティックで検査を受けてみてください。多くの場合、関節の動きが悪くなっています。関節の動きを正して神経の働きを改善することで、今後の腰痛予防につながることと思います。
まとめ
・移動の増える年末年始は、しっかり腰痛対策をしましょう
・同一姿勢をさけて、こまめに体勢を変えるのがコツです
・座ったままでも、おへそを突き出したり腰を丸めたりして動かすことができます
・最終可動域で痛みが出る場合、カイロプラクティックで調整すると良いでしょう
(G)