血圧急上昇の真犯人「血圧サージ」にご用心!
NHKガッテン!2017年10月4日放送『血圧急上昇の真犯人 「血圧サージ」にご用心!』で紹介された血圧の急上昇について、カイロプラクティックができること
「ガッテン!」で、先日「血圧サージ」が取り上げられていました。
要点は、血圧が正常な人でも「血圧の急上昇=血圧サージ」によって脳卒中の発症率が倍以上に上がってしまう、というものでした。
上記の番組HPには、以下のお役立ち情報がまとめられています。
①危険な血圧サージは朝に起こりやすい
②血圧急上昇の正体は「積み重ね」
③血圧上昇を抑制する豆知識
血圧として出される数値は、安静時血圧です。血圧測定の際は、落ち着いてから測るのが基本です。例えば電車が遅れてしまい走って病院についてすぐに血圧を測ると、安静時の血圧より高いのが普通です。血圧は場面によって、常に変動しているのです。血圧の上がりやすい状況の積み重ねで、血圧サージがおきているそうです。そうした状況を事前に知っておくと血圧の急上昇を抑えられ、脳卒中等の循環器リスクを減らすことができます(①と②)。
また、血圧上昇を抑えるコツが③です。
さて、血圧の急上昇がおきても、しばらくして下がってくればリスクを減らすことができます。血圧サージが続くことで血管や心臓に負担がかかりますが、続かなければ負担を減らすことができるからです。
番組内で取り上げられていないものに、自律神経があります。自律神経によって血圧はコントロールされるので、自律神経の働きを整えておくことが予防につながると思います。上記のお役立ち情報③の中に、深呼吸をするというのがあります。これが、手軽にできる自律神経への介入です。
より積極的に自律神経を整えるなら、カイロプラクティックです。カイロプラクティックでは、背骨の動きを整えて神経の働きを正常化します。自律神経に関わりの深い部位に問題があると、そこを正すことで自律神経の働きが整いやすくなると言われています。また機能神経学(カイロプラクティックの1分野)では、自律神経の働きを検査する項目がいくつもあり、その中に血圧も含まれています。ただ、ここでの血圧は安静時血圧ではありません。血圧の測り方を工夫することで、血圧の変動から自律神経の働きをみているからです。こうした体の機能に関することは、カイロプラクティックが得意とするところです。カイロプラクティックが始まって以来100年以上、機能の改善を担ってきているからです。気になる方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
(G)