【Topic】正常な膝はややX脚:FTAとQ角

膝の角度による痛みの傾向として、「X脚は膝の外側」「O脚は膝の内側」が痛くなりやすいというのが一般的ですが、正常な成人の前から見た膝の角度は、少し内側に曲がって(X脚の傾向)います。二本足で立った時の体の重心に膝を近づけるためです。
では、何°以上に曲がっていると「正常ではない膝の角度」のでしょうか?レントゲン検査などで膝の角度の指標となる代表的なものがFTAとQ角です。

FTA(Femoro-Tibial Angle)は、大腿骨の軸と脛骨の軸とで作られる角度で、膝が内反している(O脚)か外反している(X脚)かの指標になります。
FTAの正常角度はまっすぐ(180°)より膝がやや外反した(内側に曲がった)176°前後で、「生理的内反」と言われています。これに対して170°以下だとX脚,180°以上だとO脚ということになります。

Q角(Quadliceps Angle)とは、大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)が膝蓋骨(膝のお皿)を引っ張る力を示す力線のことで、「上前腸骨棘(腰骨の体の前側で一番出っ張っているところ)と膝蓋骨の真ん中とを結んだ直線」と「膝蓋骨の真ん中と脛骨粗面(膝下の出っ張り)の上縁とを結んだ直線」の交わる角度です。
男性は10~15°,女性は15~20°くらいが正常値です。
Q角が大きいとX脚に、小さいとO脚傾向に見えますが、Q角を見るときには「大腿四頭筋という4つの筋肉が膝のお皿を引っ張る力を合わせた線がどこを通っているか」ということの方がより重要で、Q角が大きい(X脚傾向)場合は、内側側副靱帯の機能低下による膝の不安定さや腸脛靭帯(太ももの外側)の過緊張、足関節の回内(足の裏の内側アーチの減少)などが考えられます。

FTAもQ角も骨盤の形状の違いによって男女差があります。女性の方が男性よりもX脚傾向にあるということです。つまり、女性は前述のような膝周囲から太ももや足の問題を抱えやすく、反対に女性でO脚気味の人は、より足の外側の筋肉の筋力が弱くなっている=膝の内側を痛めやすいと言えます。

以上のような、太ももから膝周り、足の筋肉や靭帯の機能低下は、骨盤や腰椎のゆがみによって引き起こされる神経のはたらきの低下から起こっている場合が多いです。
カイロプラクティックの施術では、姿勢のチェックをはじめ、どこがアンバランスなのか、どの筋肉が弱化しているのかなどをテストして背骨の矯正をおこない、バランスを整えていきます。

ちなみに、乳幼児は生理的にO脚の形をしています。歩くようになると徐々に膝は外反していき、2歳から6歳にかけては逆にX脚傾向となります。その後X脚傾向は少しずつ減少して、7,8歳~12歳くらいの間に正常な成人の膝の角度に近づきます。
10代半ば~後半までX脚傾向が残った場合は成人と同様に骨盤のゆがみ、股関節や足首の関節の問題や、大腿四頭筋(特に内側の内側広筋)の弱化の可能性があります。お気軽にご相談ください。
(M)


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