腰痛予防に効果的な体操
先日、NHKのみんなで筋肉体操が大反響で続編を検討中、というニュースがありました。
こちらのブログでも肩こりに効く体操としてリンクを貼りましたが、SNSを中心に盛り上がりがあったようです。参考にして、どんどん健康な人が増えるといいですね。
さて今回は、腰痛予防に効果的な体操として、腹筋をとりあげたいと思います。
NHKの【みんなで筋肉体操】腹筋 ~ 凹凸ある腹筋をつくる、です。
腹筋の強化により体幹が安定すると、腰椎へかかる負担を軽減させることができます。腰痛で整形外科にかかるとコルセットを処方されることがあると思いますが、それには体幹を安定させる目的があります。腹筋強化は、いわば「自前のコルセットをつくる」ことなのです。問題なくできる人は、どんどん強化していってください!
紹介されているフルレンジ・ノンロック・クランチで注意したいのは、厚手のタオルを敷くところです。動画をごらんになると分かるように、横になった時点で腰が反っています。短時間・高負荷のために必要な厚みですが、腰痛もちにはつらい可能性があります。特にずっと立っていると腰痛になる人や起床時に腰が痛い人は、要注意です。その場合、タオルを敷かずに行ってみてください。
それでも腰痛がつらい人は、カイロプラクティックで背骨を整えてからが良いと思います。反る動作で痛い場合、腰椎の動きが悪くなっている可能性があります。しっかり検査をして、問題がみつかった腰椎にカイロプラクティックの矯正をしていくと、反る動作での痛みがだんだんと軽減していくと思います。
腰痛が改善してから効果的に鍛えていくことで、腰痛予防につながることでしょう。
*整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断されている方は、無理に腹筋を鍛えないでください。腹圧が上がって、悪化する恐れがあります。痛みが出る場合は、無理をしないことが重要です。
(G)