血糖値がみるみる下がって、足腰も鍛えられる運動
健康の維持・増進には、適度な食事・適度な運動・適度な睡眠が重要です。食事と運動のバランスが崩れると、糖尿病予備軍になってしまいます。
先日、血糖値のコントロールに最適な運動がテレビで紹介されていました。血糖値のコントロールには食事制限と運動が常識ですが、「みるみる下がる」なんて魅力的です。ですから、みなさんとシェアしたいと思います。
その番組はご存知、ガッテン!です。「血糖値がみるみる下がる!謎のポーズで体質改善SP」という回です。詳しくは、公式HPをご覧ください。
血糖値のコントロールに重要な運動は、大きくは2つあります。
①ウォーキングなどの有酸素運動は、脂肪を燃焼させ糖を減りやすくします。30分×週5回がおすすめ。
②瞬発力が必要な筋トレは、糖が多く使われます。45分×週3回がおすすめ。
結構、運動の時間と回数が必要です。今回の運動を処方された宇佐美先生も、効率よく運動できないかと考えられたそうです。
その結果、①脂肪を燃焼させ糖を減りやすく(赤筋)、②糖を多く使う(白筋)、合わせ技の運動が今回紹介されたスロースクワットです。しかも、20分×週2回で良いのです!これなら忙しくて時間がとれない人でもできそうです。
糖を消費する白筋の一部が、このスロースクワットにより桃色筋肉(番組での名前)になるとのことです。すると、赤筋の特徴である脂肪の燃焼も同時に行うことができるので、短時間で効率よく血糖値を下げられるよう体質が改善されていくとのことです。
脂肪+糖を同時に消費するスロースクワットには、コツが必要です。ぜひ公式ページで確認して、筋肉を追い込んでしっかり効果を出していきましょう。高齢者でも安全に行う方法も載っていますので、参考にしたいですね。高齢者にとって、この運動は足腰を鍛えることもできるので転倒防止につながります。一石二鳥です。
さて公式ページにも書いてありますが、高血圧の方や膝や足腰に痛みが出る方は注意が必要です。お医者さんに相談してから、安心して行いましょう。
お医者さんでは問題なしと言われても、この運動をすると痛みが出る方はカイロプラクティックがお役に立てそうです。画像上では問題がない、機能不全による痛みはカイロプラクティックが得意とするところです。背骨の調整で、神経機能を改善し筋肉が働きやすい状態にすることができます。また運動で負担のかかりやすい部位を検査して、負担のかかりにくいバランスにしていくこともできます。
健康維持・増進のために、精一杯お手伝いさせていただきたいと思います。
(G)