人間の構造上の弱点、腰痛と腰椎椎間板ヘルニア

先日、私にとって衝撃的なニュースが飛び込んできました。2歳新馬戦を圧勝したブルトガングという競走馬(姉は桜花賞馬のグランアレグリア)が、約20日後に安楽死処分となったというものです。

原因は、頚椎狭窄(けいついきょうさく)による腰痿(ようい)の可能性が高いとのことです。簡単に言い換えると、首が原因で立てなくなってしまった、ということです。より詳しいことを知りたい方は、こちらをご覧ください。
(馬学ホースアカデミー7 3.軽種馬のウォブラー症候群(腰痿) ~その症状と原因、画像診断法について~)
これは成長期の若馬に多い疾患ですが、大きくて重い頭を長い首で支えるサラブレッドの宿命(弱点)ともいえるものです。約2%が、この疾患にかかるそうです。

そして人間にも、構造上の弱点が存在します。それは、腰です。

二足歩行を獲得したことで、脳が大きくなり人類は発展してきました。その代わり、重い頭部・上体の負荷が腰に集中し、腰痛になりやすくなったと言えます。また、腰椎椎間板ヘルニアも起こりやすくなりました。起きている間、絶えず椎間板には上からの圧力がかかっています。特に座っていると椎間板の前側に圧力がかかり、後方へ椎間板が突出しやすくなります。また、椎間板の後方を支えている後縦靭帯の形状は下部腰椎になると先細りになってくるためより、よりヘルニアを起こしやすくなってしまうのです。

そのため腰への負担を減らすには、姿勢が重要になってきます。背中を丸めて長時間座っているのは、特に良くない姿勢です。骨盤を立てて座り、1時間に1回(理想は30分毎)は立つようにしましょう(背もたれを利用するとやりやすいです)。
腰痛を繰り返す場合は、カイロプラクティックで負担のかかりにくいバランスに整えていくことができます。腰痛の原因となっている部位(動きの悪くなった背骨の関節)を探して直接カイロプラクティックの矯正をすることもありますし、椎間板ヘルニアとなっている部位の上下に問題を見つけてそこへの負担を軽減することもできます。詳しくは症例報告(腰痛坐骨神経痛)をごらんください。みなさまの健康ライフをサポートいたします。
(G)


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