足のしびれは、足梗塞が原因?
足にしびれがある方は、カイロプラクティックにもよくいらっしゃいます。整形外科で「腰椎椎間板ヘルニアだけど、手術の必要はない」と言われ治療は湿布・痛み止めという方や、整形外科で「骨に異常なし」と言われて治療しない方、しばらく歩いているとしびれてきて休むとまた歩ける方など、色々なしびれがあります。正座でも足はしびれるのでたいした問題ではないと思うかもしれませんが、そうではない場合をガッテン!で紹介していました。
「脳梗塞・心筋梗塞に“足梗塞”!? サインはここだ!日本人総点検SP」がそれです。
要点は、心筋梗塞・脳梗塞に次ぐ第3の足梗塞があり、気づかずに放置すると足の切断が必要になるかもしれず、心臓病や脳卒中の死亡リスクも高まるので早めに見つけましょう、というものです。公式サイトにはセルフチェック法が書いてありますので、ぜひ参考になさってください。
ご家庭に血圧計を4台持っている方はなかなかいらっしゃらないと思いますので、血圧は人間ドックでお願いする方がいいでしょう。足の毛は分かりやすいですが、処理されている方は参考外ですね。誰でも簡単にわかる方法が、足上げテストだと思います。これ、やってみると分かるのですが、けっこうキツイです。代わりに足の爪をグッと押してみて、離した後にどのくらいの速さで血流が戻るかが参考になるかもしれません。押して白かった爪に、赤みが戻るまでの秒数です。ここに左右差があると、足上げテストでしっかり確認した方が良いでしょう。また足梗塞は抹消動脈疾患のことなので、足の動脈(足背動脈・後脛骨動脈・膝窩動脈・大腿動脈)を触知できるかチェックするのも良いでしょう。
さて、自分ではよく分からないという方や、足上げテストは腰が痛くてできないという方、しびれている気がするけどどうしたらよいか分からない方は、ご相談ください。カイロプラクティックでは、各検査で鑑別して原因を探していきます。その上で、カイロプラクティックが適応ならば、足に神経を送っているレベルの背骨(腰椎・骨盤)を調整していきます。そうすると神経の働きが良くなり、回復につながります。また足の関節の動きもチェックしてバランスを整えるように調整することで、負担を減らしていくことができます。ぜひ、症例報告を参考になさってください。
(G)