膝が鳴る・膝のお皿の内側が痛む―タナ障害

膝を曲げ伸ばしするとき、内側に引っかかる感じがある,違和感や痛みがある,コキッというような音がする,そこを押すと痛いという場合は「タナ障害」の可能性があります。

タナとは滑膜ひだのことで、見かけ上「棚(たな)」に見えることから名付けられています。
滑膜ひだとは、関節の内側を覆う結合組織である滑膜が、関節の骨と骨の間の隔壁として関節腔内に飛び出しているものです。
胎生期にはすべての人にあるものですが、生まれてからは退化して日本人の約半数ではなくなり、あとの半分の人は成長後も残っているというもので、あってもなくても通常は問題ありません。

この滑膜ひだが膝蓋骨(膝のお皿)と大腿骨内側顆(太ももの骨の内側の出っ張り)との間に残っていて膝の屈伸運動の際に挟まり、繰り返し運動などによる機会的刺激を受けて肥厚します。
肥厚してぶつかってコキッという音がしても普通は痛みを伴いませんが、スポーツや階段の上り下り、座っているところから立ち上がるなどの運動時に炎症を引き起こして痛みや引っかかる感じを生じるのがタナ障害です。多くの場合、太ももの筋肉バランスに問題があると起こりやすいです。

整形外科でタナ障害と診断されると、まずは激しい運動を制限するように指導され、炎症を抑える薬を出してくれます。よほど重症でない限り保存療法で治癒を目指し、手術はおすすめしないとのことです。

炎症がおさまったら、太ももの筋肉・前側の大腿四頭筋や後ろ側のハムストリングスの筋力を鍛えたりストレッチをしたりして、柔軟性と膝の支持性を高めることが大切です。

太ももの筋肉が短縮していたり筋力が弱っていたりするのは、骨盤や腰椎にゆがみがあるせいかもしれません。
大腿四頭筋の支配神経は腰椎の2〜4番に関係が深く、四頭のうちの大腿直筋は骨盤の骨に付着しています。
ハムストリングスほとんどが骨盤(坐骨)に起始しており、支配神経は腰椎4番〜仙骨の2番に関係が深いですから、スターカイロでは特に背骨の腰椎~骨盤の関節のチェックとゆがみの矯正(アジャストメント)をおこないます。
(M)


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