スマホ操作で痛めやすいところ

スマートフォンやタブレットなどで仕事や作業をしたり娯楽として楽しんだりして、手元の端末をのぞき込む時間が長くなっている人はとても多いと思います。
うなだれた姿勢で首の筋肉がこり、首肩から腕まで痛みが出てしまうケースでは頚椎の矯正(カイロプラクティックアジャストメント)を行うという記事を書きましたが、他にも気をつけていただきたい姿勢があります。

イスやソファの背もたれ、あるいはベッドなどにもたれかかって座り、おへそが上を向くような姿勢は骨盤後傾姿勢といって、座り位置(座面と接している部分)がズレて殿部痛や坐骨神経痛、腰痛のリスクが高くなります。首の左右前側の筋肉(胸鎖乳突筋)に力が入り続けて首こりや前頭部とこめかみの頭痛の原因になることもあります。背骨全体のカーブが損なわれてしまいやすいので、首から骨盤まで全体のチェックをして矯正を行い、場合によってはホームエクササイズのアドバイスもいたします。

端末を床面に置きうつ伏せになって画面をのぞいている場合は、腰や首、そして腕を痛めやすいです。この姿勢がラクという方には、特に頚胸移行部や腰の問題があることが多いです。日中PC仕事をしている時間が長いなど胸椎が固くなっている人は、背中が反らない分を腰や首で反らそうとするので反りやすい部分にかかる負荷が大きいですから胸椎や肋骨の矯正も行います。

その他、「布団に入ってから寝る前にスマホを見るのでいつも左を下にして横向きで寝ているんですがこれは良くないですか?」という質問をよく受けます。
眠ってしまえば通常は自然に寝返りをうつので問題ありませんとお伝えすることが多いですが、寝るまでのスマホを見ている時間が長い場合は、下になっている方の肩の痛みや巻き肩、あるいは足を組んだ状態になることで骨盤のゆがみに繋がります。

また、端末を持っていることで腕の筋肉や前胸部も過緊張状態になり、肩や腕の痛みを起こすことや、目を酷使することで眼精疲労や後頭下部(頭と首のさかいめ・付け根の部分)のこりや痛みを生じるケースもとても多く、頚椎の矯正が欠かせません。

いずれにせよ、同じ姿勢を長時間とり続けるのは身体に良くないです。できれば20分に一度は休憩をとったり姿勢を変えたりして動きましょう。
「良い姿勢」であれば身体の負担が少ないですが、長時間スマホ操作をする習慣のある人で「良い姿勢」を20分以上続けられる人は少ないでしょう。
単純に、スマホ操作をする時間の割合が増えることで、からだを動かす機会が減って、関節可動制限や筋力低下、筋肉過緊張と血行不良につながってしまうことも心配です。不良姿勢や関節可動域や筋力低下など、不安をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
(M)


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