飲み込みにくいひと 姿勢に注意!?
加齢による「飲み込みにくさ」は、ストレッチで解消できる!?そんなお役立ち技の情報が入ってきました。ご存知、ガッテン!の「食べる喜びを取り戻す!謎の3分ストレッチ」という回です。
公式HPには、その理由とやり方が載せられています。ぜひ参考になさってください。
驚きの理由は、もも裏伸ばしを3分行った直後に舌圧が上がっているから飲み込みやすくなる、ということです。効果を食事の間持続させるため、必ず食事直前に行うようにしましょう。特に高齢者施設や介護の現場で、とても有効だと思います。誤嚥を防ぎやすくなりそうです。
このもも裏のばしをすることで骨盤を立てやすくなる、という「ポジショニング」が重要なポイントです。つまり前かがみの姿勢が、飲み込みにとって良くないということです。飲み込みにくさに加えて、胃腸の不調を訴えてカイロプラクティックに来院される方に共通するのは、丸まった姿勢です。骨盤が後傾して、いわゆる猫背状態です。すると内臓が重力で圧迫されるので、どうしても消化器系に負担がかかってしまいます。内臓下垂しやすい丸まった姿勢が、不調を引き起こしている可能性が高いと思います。こうした不調は決して高齢者に限ったものではなく、若い人でも珍しくありません。
カイロプラクティックでは丸まった姿勢の原因を背骨や骨盤に見つけて、動かしやすく矯正していきます。すると骨盤を立てた良い姿勢をとりやすくなるので、もも裏伸ばしだけに比べて効果を持続しやすくなります。もも裏伸ばしで効果を感じられない場合、骨格から正していくと良い結果が得られるかもしれません。
気になる方は、症例報告(内臓機能低下)をごらんください。
*なお「飲み込みにくさ」の原因が、姿勢でないこともあります。その場合、専門医の受診をおススメします。
(G)