認知機能低下の原因は なんと骨格筋の萎縮から!?
骨格筋の萎縮が認知機能障害の引き金を引くことが、はじめて明らかになったという研究が報告されています。
簡単にまとめると、これまでの研究例からは以下のようなことが分かっていました。
・運動は認知症予防に関連性がある
・老年期の入院生活は認知障害を発症する(運動不足による)、等
今回の研究は、はじめて骨格筋の萎縮が認知障害発症を引き起こすことを直接証明した例になります。そして、どうやらヘモペキシンというタンパク質が脳に作用しているということが明らかになりました。今後は、このヘモペキシンの分泌を抑制することで認知症発症の予防につながるかを調べていくようです。将来、認知症を予防できる薬が開発されることを期待したいですね。
現状では従来通り運動することで、認知症予防・認知症を進行させないようにしていくことが重要です。そのために、カイロプラクティックでお手伝いできることがあります。
運動が大切とわかっていても痛み等の症状で運動したくない・できない方は、カイロプラクティックで背骨を調整していくのが効果的です。なぜならカイロプラクティックで背骨を矯正すると神経筋機能が正されるため、体の動きがスムーズになっていくからです。つまり正しい体の使い方、負担のかかりにくい体の使い方をしやすくなり、認知機能低下を防ぐための運動を行いやすくなるというわけです。
人生100年時代と言われる現在、カイロプラクティックで体をしっかり動かせる状態にして認知症予防につとめましょう。
(G)