[Topic]子ども 若年者の腰痛

競技スポーツなどをしていて同じ動作…特に腰を反らせたり捻ったりするような動きを繰り返しおこなっている子であれば腰痛と聞いてまず考えなくてはならないのは腰椎椎弓の疲労骨折です。これは痛みを我慢してそのまま運動を続けて負荷をかけ続けると腰椎分離症や分離すべり症を起こしてしまうことになります。
子どもは大人と違ってまだ骨が軟らかく固まっていないので同じ動作を過度に繰り返すことは避けるべきです。中学生か高校生くらいまでの年齢であればコルセットで固定してしばらく運動を休むとくっつきますから、無理せず早めに専門医を受診しましょう。
その後は体幹トレーニングなどもおこなって神経筋骨格系を強くしていけば問題ありません。

逆に言えば子どもは関節や椎間板や筋肉もまだ軟らかくきれいですから多少の負荷をかけてもそれ以外の腰痛は出にくいものです。しかし近年は小児や10代〜20歳前後の若年者でも疲労骨折以外の腰痛が生じるケースがあります。
「◯年前と比べて若者の腰痛が◯倍増えている」というようなデータは持っていないのではっきりしたことは言えません。ただ「子どもや若者の運動能力が低下している」という調査結果については耳にしたことはありませんか?
最近は子どもが外で身体を動かして遊ぶ機会が減っているといいます。木登りなんかはほとんどしたことがない子も少なくないようです。更には、勉強だけでなくゲームやパソコンなどをする間同じ姿勢をとり続けていることも多くなっているのではないでしょうか。

骨格,筋肉,神経系は小児〜12歳くらいまでに最も発達すると言われていてその頃にいわゆる“正しい身体の使い方”が身に付くので、運動の機会が少ないと関節や椎間板に負担がかかりにくい姿勢や動作ができていなかったりコーディネーション能力がうまく向上していなかったりしていることが考えられます。
加えて神経筋骨格系が未発達の内は“良い姿勢”をとることが大人より難しく、“良くない姿勢”のまま長時間座り続けて関節の動きが固くなってしまうと姿勢も崩れたままになり、筋肉への余計な負荷が増えて硬くなり血流も低下して、リセットできなくなって痛むようになってしまっています。

カイロプラクティックの矯正(アジャストメント)は骨が軟らかい小学生のお子さんでも安心して受けていただけます。関節の可動を改善するとともに神経のはたらきを良くして関節や椎間板や筋肉の負担を軽くするアプローチにもなります。痛みが出ていたらまずは施術を受けて、運動して神経筋骨格系を発達させるための準備運動として利用していただけると思います。
(M)


→このページのTOPへ
スターカイロ ブログ カテゴリ 最近の記事 月別アーカイブ
 
LINE 友だち追加 日本カイロプラクターズ協会認定 当院はJAC(日本カイロプラクターズ協会)の
認定治療院に指定されております

完全予約制
予約について詳しくはこちら

リピーターとご紹介が多いのには
理由があります!

クーポンはこちら 対応クレジットカード

スターカイロ ブログ 妊娠までの準備、妊娠中の整体(マタニティ整体)、そして産後の骨盤矯正などのケア 治療体験談 患者様の声 症例報告 症例数 地域no.1 大田垣晴子さんによる「わたしって・・・」掲載マンガで見る治療の流れ 大田垣晴子さんによる「わたしって・・・」掲載マンガで見る治療の流れ
取材協力・メディア掲載 アクセスマップ
東京都世田谷区奥沢5-27-5 魚菜ビル5F (507)
メールでのお問い合わせ