首コリにはストレッチ?鍛える?

A.
コリを感じている首の後ろ側、首の横、胸骨,鎖骨と耳の後ろを繋ぐ首すじの筋肉には緩やかなストレッチが必要です。
鍛えた方が良いのは椎前筋群、中部下部僧帽筋と前鋸筋です。

首コリ,首すじの痛みがあるという時、多くの場合はアゴを突き出すかあるいはうつむきがちに頭が前方に位置するような姿勢になっています。
この姿勢は、首の後ろの起立筋と首すじの胸鎖乳突筋そして前胸部の筋肉はタイトになり、頚椎の前面や肩甲骨を支える筋肉は支える力をうまく発揮できなくなっているという上位交差症候群と呼ばれるアンバランスな状態を生み出しています。
その状態を改善するために、タイトになっている筋肉は柔軟性を取り戻すためのストレッチをおこない、力をうまく発揮できていない筋肉は、「良い姿勢」をとることで鍛えていくことが必要というわけです。

椎前筋群はノドの後ろ・頚椎の前面に接して上下に走行している細長い筋肉群です。頭長筋,頚長筋,前頭直筋があって、いずれも頭頚部の運動にかかわる筋肉ですが、頭の位置が肩より前方に位置した姿勢では、お腹を突き出して座っているときの腹筋のようにうまくはたらいていません。
椎前筋群を鍛えるには、アゴを引くことです。ノドの後ろにキュっと力が入るのが感じられると思います。首の後ろのストレッチをするときも、アゴを引いておこなうと良いです。
ちなみに頚椎の前には咽頭・喉頭腔(気道と食道に通じる)があり、その前面にノドを触ると感じられる細かい筋肉が付いていますが、これらは主に嚥下(のみこみ)や開口運動にかかわる筋肉で、あまり首の支えにはなってくれません。

他に鍛えた方が良い筋肉として挙げた僧帽筋の中下部の部分と前鋸筋は、首を支える筋肉ではなく、肩甲骨を支えて肩が前に巻き込むのを防いでくれる筋肉です。肩甲骨を安定させるので腕の重さも請け負ってくれて、その結果首の筋肉にかかる負担そのものも軽減します。

アゴをうまく引けない/首が固くて動かず、首すじのストレッチがうまくできない/肩と胸が開かず前胸部の筋肉がうまくストレッチできない/中下部僧帽筋や前鋸筋の力がうまく入らない…などという場合は、主に頚椎に問題があって、神経のはたらきが阻害されていると考えられますので、カイロプラクティックの矯正が必要かもしれません。無理をせず、カイロプラクティックのチェックとトリートメントを受けることもおすすめです。
(M)


→このページのTOPへ
スターカイロ ブログ カテゴリ 最近の記事 月別アーカイブ
 
LINE 友だち追加 日本カイロプラクターズ協会認定 当院はJAC(日本カイロプラクターズ協会)の
認定治療院に指定されております

完全予約制
予約について詳しくはこちら

リピーターとご紹介が多いのには
理由があります!

クーポンはこちら 対応クレジットカード

スターカイロ ブログ 妊娠までの準備、妊娠中の整体(マタニティ整体)、そして産後の骨盤矯正などのケア 治療体験談 患者様の声 症例報告 症例数 地域no.1 大田垣晴子さんによる「わたしって・・・」掲載マンガで見る治療の流れ 大田垣晴子さんによる「わたしって・・・」掲載マンガで見る治療の流れ
取材協力・メディア掲載 アクセスマップ
東京都世田谷区奥沢5-27-5 魚菜ビル5F (507)
メールでのお問い合わせ