寝返り

寝返りはからだのセルフメンテナンス・自然治癒力のひとつです。
寝返りをうつことで血液やリンパ液などの循環を促したり、日中に凝り固まった筋肉や関節をゆるめたりするので、質の良い睡眠には欠かせません。

寝返りは眠っている間にすることなので、意識して行えるものではありません。
それでも一晩に20回寝返りをうつのが標準というデータも、眠っている間もずっと同じ姿勢でいることがからだに良くないということを示しています。
寝ている間にほとんど体を動かさず同じ姿勢で眠り続けていると、下になっている部分にずっと体重(重力)負荷がかかることになります。
そうすると血液やリンパ液などの循環が悪くなってしまって筋肉などの軟部組織にも負担がかかります。

「寝返りをうつのは眠りが浅いからでは?寝返りが少ないほうが深い睡眠を得られるのでは?」という疑問はもっともその通りですが、「質の良い睡眠」には、浅い眠りであるレム睡眠と深い眠りであるノンレム睡眠が規則正しいリズムで繰り返されることが大切です。
レム睡眠とノンレム睡眠が正しい周期で繰り返されると、脳みそが整理されたり身体がきちんと休まったりする他、代謝やタンパク質の合成に重要な役割をしている成長ホルモンが分泌されやすくなります。
寝返りはその二つの睡眠の切り替えスイッチにもなっていると考えられており、自然な寝返りを妨げないことが質の良い睡眠に必要だと言えます。

眠っている間に自然な寝返りをして心身の疲れを取りスッキリ目覚めるには、からだの動きをジャマしないパジャマや、背骨とあごの位置関係が適切になる枕、柔らかすぎず硬すぎないマットレスなどの寝具の選び方も大切だと言われていますが、「背骨のコンディション」もとても重要です。

首や背中や骨盤のゆがみがあると、それによる痛みによって睡眠中無意識に寝返りを避けたり寝返りをうったときに目が覚めてしまったりしてしまいます。
また、自然な寝返りが妨げられてしまうほど深く眠ってしまう時間が長い人は、自律神経のバランスが乱れていることが多く、そういう方の背骨は、特に首や背中にゆがみ(サブラクセーション)を生じています。
起きたときに腰が痛いという人は、腰椎に問題があって寝返りという全身運動が妨げられている可能性もあります(TOPIC参照)。
質の良い睡眠がとれていないと感じる方は背骨の矯正から自然な寝返りをサポートするカイロプラクティックにもご相談ください。
(M)


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