[Topic]“頭痛持ち”の頭痛

頭痛が慢性的に/繰り返し起こる人について「頭痛持ち」という表現をすることがあります。“頭痛持ち”の人は市販の鎮痛薬などを服用して痛みを紛らわせて、ほとんど仕事や勉強などを休むことなく日常生活を送っていると言います。“頭痛持ち”のあなたの頭痛は何が原因で起こるのか知ることで、他の対処法も見つかるかもしれません。

頭痛には、大きく分けて一次性頭痛と二次性頭痛とがあります。
まず二次性頭痛とは、脳など頭部の病変や感染症などの何らかの疾患の症状の一つとして生じる頭痛です。徐々に悪化する頭痛や今までにないような痛みの頭痛、頭痛以外にも吐き気や嘔吐,発熱,手足の動かしづらさなど頭痛以外の症状もある場合は、脳出血や髄膜脳炎といったような命の危険がある疾患の可能性もあるのですぐに病院で診てもらってください。

さて一方、頭痛持ちの頭痛というのは二次性頭痛とは違い、慢性的で頭痛そのものが病気である一次性頭痛です。一次性頭痛は、国際頭痛分類第3版(2018年11月1日発行)によると大きく次の4つに分類されます。
1.片頭痛
2.緊張型頭痛
3.三叉神経・自律神経性頭痛
4.その他の一次性頭痛疾患
片頭痛と緊張型頭痛については一般的にも広く認識されていますが、3と4については耳慣れないかもしれません。
三叉神経・自律神経性頭痛というのは、群発頭痛を含む、頭の左右どちらか片側の目の奥や目の周りに強烈な痛みと共に同側の目の充血,瞼の腫れ,涙や鼻水や耳閉感などの自律神経系の症状が現れる頭痛です。三叉神経に痛みが起こる原因についてはまだはっきりしていない部分もありますが、頭痛外来などを受診して適切な診断と治療,予防対策によって改善するものがあります。
その他の一次性頭痛疾患には、咳や運動などある動作や、ポニーテールで髪が引っ張られる,つるのきついメガネをかけるなど外部からの刺激、寒冷刺激などの外部環境により誘発される頭痛などが分類されています。睡眠不足や首肩こりの増悪によって生じる頭痛や、飲酒や喫煙によって誘発される頭痛、アセトアミノフェン(カロナールなど)やNSAIDs(ロキソニンなど)が効かない頭痛や市販薬を漫然と飲み続けることによって起こる頭痛などさまざまな頭痛があります。
「自分の頭痛はどれなのか」「何が誘発要因になるのか」ということを知り、病院を受診したり、運動,食事,睡眠などの生活習慣を改善したり、肩こり症状の軽減をはかったりして頭痛の起こる頻度や痛みの強さを軽減させて“頭痛持ち”の状態から抜け出せると良いですよね。カイロプラクティックでも、首や肩のこりを緩和することや、自律神経のはたらきをととのえることや、外部からの刺激に対して身体が適応しやすくなるようにすることなどを目的としたアジャストメント(カイロプラクティックの背骨矯正)を首などの“ゆがみ”に対しておこなうことで頭痛軽減のサポートになると考えています。
(M)


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