[Topic]つらい肩こり その原因はスマホ!?
いよいよiPhoneが、ケータイ大手3社から発売される状況になりました。これを機にガラケーから乗り換えようと思っている方もいらっしゃることでしょう。スマートフォンでは、情報が簡単に手に入り、いろいろなアプリやサービスも楽しめるので、ついつい使用時間が長くなってしまいます。電車の中でも、スマホ片手に楽しんでいる人をよく見かけます。でも、スマホを使っているときって、独特の姿勢になっていませんか?下を向いて、覗き込むような体勢になってしまいます。また、片手だけで支えているので、肩の関節が前方に固定されている場合も見受けられます。これが、肩こりには良くないのです。
肩こりは、筋肉がこっている状態です。本来、伸びたり縮んだりして柔軟性を保っている筋肉が、同じ姿勢・体勢をとり続けることで固まってしまい柔軟性を失ってしまった状態です。スマートフォンの使いすぎによって、パソコンや日常の動作に輪をかけて、症状を悪化させてしまっていると考えられます。
中には、肩こりがひどくなった原因が、スマートフォンだとは気づいていない方もいらっしゃいます。最初はきっかけや原因が思い当たらない場合でも、よくよくお話を聞いていくと「そういえば、携帯電話を変えた」とか「最近は、気づいたらスマホばかり見ている」とおっしゃる場合が多々あります。
では、どうすればいいのでしょうか。単純にスマホの使用時間を減らすことが、症状改善への近道です。たとえ総合使用時間は同じでも、合間に休憩を挟むことで同一姿勢を避けられますので、負担のかかり方は減ってくるはずです。休憩時に、首や肩を回すのも効果的です。
それでも慢性的にこってしまって、ストレッチしても一向に肩こりがよくならない場合、大元の背骨から改善すると効果が出てきやすいです。独特の姿勢によって、背骨には負担がかかってきます。すると背骨の関節の動きが悪くなってくることがあります。カイロプラクティックでは、その動きの悪くなった関節を、元に正していきます。すると、歪みからくる筋肉の緊張が、緩和されてきます。慢性的で、一気には元に戻らない場合でも、しっかりと関節の動きがついたゆがみの少ない状態を維持していくことで、徐々に筋肉がゆるんでくるのです。もちろん、並行して肩を回す体操をやっていただくと、いい状態に早く戻っていけます。体操にもコツがあって、やり方がよくないとあまり効果が出てきません。効果のでやすい方法も、一緒にお伝えできると思います。
肩関節が前方に出てしまっていると、四十肩・五十肩のリスクにもなります。気になっている場合、その辺りも位置の正常化をしていくと、予防につながります。(G)