[Topic]頭痛 後頭部から首の付け根にかけての痛み
慢性の頭痛や片頭痛に悩む人は多くいらっしゃいます。
頭痛とは頭蓋内外の痛覚組織が刺激されて現れる痛みの総称で、風邪をひいているときや、冷たいものを食べたときや寝不足のときなど普段の生活の中でも起こります。またどの年齢の人にも日常に起こりうる身近な症状のひとつです。よくある症状だと思って自分なりの対処法で痛みを和らげようとすることもあると思います。
市販の鎮痛剤が効くときと効かないとき、あるいは温めると楽になるときともっと痛むときがありませんか。
頭痛には、脳血管や眼・鼻・耳・歯などの疾患や頭部のケガなど原因があるものと、特に病気が隠れているわけではないのに起こる片頭痛や緊張型頭痛などの慢性頭痛、さらに不安やストレスなどからくる心因性の頭痛などがあります。
頭痛の中でも後頭部、いわゆる頭のてっぺんから後ろ・首筋にかけて起こる頭痛を後頭部痛と呼び、「緊張型頭痛」「片頭痛」「後頭神経痛」「くも膜下出血」である可能性が考えられます。
このうち「緊張型頭痛」と「片頭痛」に悩む方が多く、スターカイロにもたくさんいらっしゃっています。
【緊張型頭痛】
後頭部から首筋にかけて、コリ感や痛み、重苦しい圧迫感があります。
運転やデスクワークやいわゆるスマホ姿勢など無理な姿勢を長時間続けることで、頭や首肩の筋肉には負担がかかりその筋肉が過度に緊張します。緊張した筋肉は血行が悪くなり、疲労物質が停滞しやすくなってうまく排出されずに頭痛が起こるとされています。また、心配や不安ごとなどの心理的ストレスからも起こるといわれています。血行不良が原因であるため、首や肩など痛むところを“温める”ことで痛みが和らぎます。
【片頭痛】
片頭痛も後頭部の強い痛みから始まることがあります。片頭痛による痛みだった場合、後頭部の痛みを感じた後、頭全体や片側の脈打つような強い痛みに変化するのが特徴です。
片頭痛は脳の血管が急激に拡張し、刺激された周囲の神経が炎症物質を発生しておこる頭痛です。寝不足あるいは寝すぎ、女性ホルモン分泌量の増減、疲労、それに光や音の強い刺激も原因であると言われています。
血管の拡張が頭痛の原因であるため、“冷やす”ことで痛みが和らぎます。
片頭痛と緊張型頭痛、原因は違いますがどちらもカイロプラクティックの施術を受けることはおすすめです。
特に緊張型頭痛は、背骨の矯正をすることで過度に緊張した筋肉も緩んで血行が良くなり、同時に首や肩に負担をかけにくい姿勢をサポートすることにもつながります。
また、カイロプラクティックは首や背中の背骨を矯正することで体が治る力を高めることを目的としているので、体を休められるときにはリラックスできるようになったり自律神経がととのってきたりすることが期待できます。
(M)