睡眠負債を返済!最高の睡眠で健康に生きる
今年の東京の夏は熱帯夜で寝苦しいという日は多くありませんでしたが、だからと言ってぐっすり眠れているという方も多くはないように思います。
「スタンフォード式最高の睡眠」という本が近ごろ話題になっていますね。
この本の著者である西野精治先生は、9/11放送のテレビ東京系「主治医が見つかる診療所」に出演なさっていました。
それほど、現代人の睡眠への関心が高い=(イコール)良い睡眠をとれていないと感じている人が多いということです。
睡眠は、生物が生きていく上で欠かすことのできない「回復の時間」です。私たち人間も例外ではありません。
前述した番組の中で「睡眠負債」と表現されていた「慢性的な睡眠不足状態」は、そのままにしておくと私たちの心身にさまざまな不調を引き起こします。
番組に出演なさっていた医師のお話によると、がんや認知症や生活習慣病のリスクも高くなるとのことです。
そこで「睡眠負債」を溜めずに健康に生きるための「最高の睡眠」をとる方法が同番組でいくつか紹介されていました。
たとえば、「睡眠の前に入浴して深部体温を上げる(そうすると深部体温が下がるときに眠りやすくなる)」、「寝る直前にスマートフォンやPCなどの画面を見ない」「毎朝太陽の明かりで体内時計をリセットする」、「朝に軽い運動をする」などです。
これらの目的は、大きく言えば「自律神経をととのえる」こと。
逆に、自律神経がととのっていれば、自然界の昼と夜の違いによる人間のからだの変化は自然に起こるものです。
ただ、夜遅くまで続く仕事や、電気のおかげでいつまでも明るい環境にあるために、昼と夜の違いも分かりにくくなっている現代ですので、脳が混乱しやすいのも仕方のないことかもしれません。
番組内ではさらに、「眠れない/十分な睡眠を取れていない」ことを気にしすぎることも、交感神経を高ぶらせてしまい心身が緊張してますます眠れなくなる原因になると言われていました。
体を動かす仕事でもないのに体も脳も疲れており、疲れているのになかなか寝付けない…そんな方は自律神経をととのえる方法を試してみると良いと思います。
カイロプラクティックの施術も疲れや緊張で固くなった心身をゆるめることが得意ですのでぜひご相談ください。
(M)2017/9/12