“太りやすさ”と基礎代謝

成人以降、加齢とともに“太りやすくなった”“脂肪がつきやすくなった”と感じる人は多いと思います。その原因の一つとして「基礎代謝が下がるから」だとよく言われます。

基礎代謝とは、目の醒めている状態で生命を維持するのに必要な呼吸や心臓の拍動や体温維持や筋の緊張などを保つ最小限の消費エネルギーのことです。
人間が24時間あたりに消費するエネルギーはこの基礎代謝量と身体活動量と食事誘発産熱の3つに大別され、そのうち基礎代謝…生きているだけで消費するエネルギーは総消費エネルギーの60〜70%を占めます。通常の身体活動量による消費よりも割合が多いのです。
基礎代謝をおこなう臓器のうちエネルギー消費量が多いのは肝臓で25%くらい、それから骨格筋・いわゆる筋肉と脳とがそれぞれ20%前後です。つまり“年齢を重ねると基礎代謝が落ちる”ということには、加齢変化とあわせて身体活動・運動量が減ることによって“筋肉が落ちている(筋肉量が低下している)”ということも含まれると言えます。
また、筋肉は体温維持の役割も担っているので、筋肉が落ちると体温維持のためにも脂肪がつきやすくなります(ちなみに脂肪細胞も基礎代謝の4%程度を担っています)。

基礎代謝を上げるには、筋肉を鍛えること,血行を良くすること,自律神経をととのえることなどが大切だと考えられます。
一日中デスクワークの人などで日頃運動の習慣がない場合、20歳を過ぎた頃から筋肉量は少しずつ減っていき、70歳代では20歳代の4割程度に減少するのが一般的と言われています。加えて、座りっぱなしで身体を動かさないでいると筋肉の柔軟性も低下して血行もわるくなり代謝が下がります。
また、筋肉以外にも内臓が適切にはたらくことで基礎代謝が活発になりますので、自律神経がととのっていることも重要です。

基礎代謝が下がって太りやすくなるということは、見た目の問題も気になるものですが、からだ全体の問題でもあります。そして基礎代謝が活発になるということは、生命活動が活発になるということですから、食事や運動などの生活習慣の見直しやカイロプラクティックの背骨のメンテナンスからの筋力や自律神経のバランスの改善などなどを取り入れて元気に過ごしていただきたいと思います。
(M)


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