中高年の共通の話題、高血圧
先日深夜に目が覚めて、血圧を測ると146/94mmHgという数値でした。2~3日前から首肩こりがあり、当日は頭痛もしていました。夕食を食べ過ぎた自覚はありましたが、いわゆる高血圧(診察室で上が140以上、下が90以上)の数値が出るとは思っておらず驚きました。
そんな高血圧は、中高年になると日常会話に頻繁に出てくるようになります。血圧自体は変動するものなので一時的に上がることがありますが、常に上がった状態だと心臓血管系に負担をかけてしまいます(動脈硬化を促進し、脳卒中や心疾患・腎臓病のリスクが高まると言われています)。安静時には、正常範囲に戻しておきたいところです。
血圧に関して、医療を変えたスゴイ人を紹介している番組がありました。ご存知ガッテン!の「血圧・虫刺され・リハビリ 医療を変えたスゴイ人SP」です。
番組内で紹介された内科医の渡辺尚彦さんは、31年間自分の血圧を24時間測定することで、夜間に血圧が下がらない人がいることを見つけたそうです。公式サイトでは、血圧測定のポイントと、タオルで血圧を下げる方法が紹介されています。ぜひご覧ください。
高血圧は、原因となる疾患があればその治療をすることが対策となります。本態性高血圧といって、原因不明の場合は生活習慣を見直すことが大事です。塩分の取り過ぎ、肥満、ストレス、喫煙、過度の飲酒といったことが、高血圧のリスクです。毎日自分で血圧を測ることが、健康への第一歩となります。その上で、できることから始めてみてください。食生活、運動、規則正しい生活リズムなど、見直せることがあるかと思います。
なかなか自分では変えられない、できることをやったけれど血圧が下がらない場合は、カイロプラクティックが助けになるかもしれません。冒頭に書いたように、首・肩こり・頭痛があった私の場合は、同僚にカイロプラクティックの矯正をしてもらいました。症状が落ち着いてくると、血圧も正常範囲におさまっていきました。その間、3日間くらいでした。一時的なものだったのか、やったのはカイロプラクティックと食べ過ぎに気を付けただけでした。考えられるメカニズムとしては、自律神経のバランスがカイロプラクティックで整ったからではないかと思います。カイロプラクティックでは高血圧の場合も低血圧の場合も、自律神経の影響ならば正常範囲に近づくと言われています。ただし、慢性的な場合は変化に個人差があると思います。気になる方は、ご相談ください。
(G)