在宅ワークを続けていると、PC作業をするには少しテーブルが低くて、会社のデスクで仕事をしているときとはまた違った「悪い姿勢」になってしまっていると感じませんか?
PCのモニターの位置が低いとそれを覗き込むかたちになるため首が前に出て背中を丸め骨盤が後ろに倒れるような姿勢になることが多いです。
会社のデスクで仕事をしているときも、ある程度はこのような不良姿勢になってしまいがちで、首肩こりや背中腰の張りなどを感じる方も多いかと思います。
自宅の食事をするためのテーブルやイスを使用してそのような姿勢で仕事をしていると、さらに悪いことに、猫背のような前後のゆがみだけでなく、左右の傾きやねじれのクセが助長されてしまい、ふと顔を上げたり立ち上がろうとしたりしたときに背中に鋭い痛みが走るほどになってしまうことがあります。いわゆる「ギックリ背中」といわれる状態です。
ギックリ背中は、不良姿勢の背中を支え続けていた背骨と背筋に、顔を上げたり振り返ったり背中を反らしたりするような反対方向の力が急にかかることで椎間関節(背骨と背骨の間の関節)を覆っている膜や、筋肉とそれを覆っている筋膜が傷ついてしまうために起きると考えられます。
屈もうとしたときやクシャミをしたときなどに起こるタイプのギックリ腰と似ていて、椎間関節症や脊柱起立筋の筋筋膜性疼痛、多くの場合はその両方を引き起こしているというわけです。
筋肉や膜が傷ついて炎症を起こしているので、ふとした動きや寝返りなどでズキッと激痛が起こります。ギックリ腰の痛みよりも上に感じる痛みなので、呼吸がしづらいと感じることも多いです。
ギックリ背中を予防するには、PCの下に分厚い本や雑誌などを利用して台を置いて(前腕を置くクッションもあると疲れにくいです)顔を上げてアゴをひいた状態でPC作業ができるようにすることと、意識して20〜30分に一度は伸びをしたり立ち上がったりして身体を動かすことが大切です。
ギックリ背中になってしまったときは、まずはギックリ腰の時と同様に、なるべく楽な姿勢をとって安静にして、痛むところを冷やして炎症を抑えてください。
カイロプラクティックの施術はなったその日にも受けていただくことができます。
患部に背骨の歪みがあるのはほぼ間違いありませんので多くの場合そこを矯正しますが、筋肉にも、筋膜にはそれ以上に、痛みを感じるセンサーがたくさんあるので、矯正のためのポジションを取れないことがあります。その場合は患部の近くあるいは骨盤や首の骨などの不良姿勢の原因となっている歪みを取り除いて傷んでいる部分への負担が少なくなるようにします。
(M)
【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)
- この記事の監修
高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
応用理学士、カイロプラクティック理学士 - 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
- 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
- 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など
- 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。
