【Topic】腕を挙げると肩に引っかかり感と痛みがある…肩峰下インピンジメント症候群

肩関節を屈曲(腕を体の前から挙げる動作)、外転(体の横に開いて挙げる動作)するとき、ある角度で肩に引っかかりを感じて痛み、それ以上挙がらなくなる、あるいはそれ以上挙げてしまえば痛みがない、ということがあります。
「四十肩とか五十肩というやつかな」と考える方が多いと思いますし実際その可能性もありますが、同じくらいよくみられるのが「(肩峰下)インピンジメント症候群」です。

インピンジメントというのは「衝突、侵害」という意味です。

肩峰というのは肩甲骨の一部で、肩のそれこそ峰といえる部分に突き出して鎖骨と関節している骨です。右の模式図は右肩を背中側からみた図です。

肩峰のすぐ下面には肩甲骨と上腕を繋いでいる肩のインナーマッスルである腱板があり、腕を挙げるときや降ろすときにその肩峰の下面すれすれのところを通過します。そのときに筋肉(特に直下を走行する棘上筋)や、肩峰と筋肉の間にあって摩擦を和らげている滑液包に炎症が起き、肥厚した腱板筋や滑液包の一部が衝突したり挟み込まれたりすることで痛みが起こっているというわけです。悪化すると腱板炎から腱板断裂を起こすこともあります。

肩の関節や筋肉が通常の状態であればもちろんそのようなことは起こらないのですが、肩甲骨や腕を支える筋肉が弱い状態で短時間に何度も動かしたり、首や肩が前に突き出るような姿勢が慢性化している状態で肩を動かしたりするとインピンジメントが起こってしまいます。

肩峰下インピンジメントが起きている場合、まずは炎症を抑えるために安静にして冷やすと良いです。
それから肩甲骨や腕を支える肩まわりの筋肉がうまくはたらくようにストレッチやエクササイズを徐々に行うようにします。それと並行して神経の伝達が良くなるようにするためのカイロプラクティックの矯正を受けるとより効果的です。

そしてインピンジメントを繰り返させないためには、巻き肩や首を前に突き出した猫背姿勢を改善して、肩甲骨を正しい位置で動かすことができるようになることが大切です。
肩まわりの筋肉に関係する背骨の矯正、や姿勢を改善するための矯正など、スターカイロにご相談ください。
(M)


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