カイロプラクティックの体の見方~椎間板ヘルニア

水族館でイワシの群れが泳いでいるのを見ると、スーパーで売られているイワシと同一の種類とは思えません。とても魚編に弱いと書く『鰯』のイメージではありません。一匹一匹では弱いかもしれませんが、群れで回遊していると群れ全体で一つの生命体のように感じられます。
参考動画「超巨大魚群!イワシのトルネード

このイワシの群れを見ていると、いつも思うことがあります。それは、部分と全体についてです。カイロプラクティックの大学で、恩師から「カイロプラクティックは全体をみる」と教わったのを思い出します。症状のある部分だけをフォーカスするのではなく、全体の中でどうしてそこに症状が出てくるのかを考えることが重要である、と理解しています。

例えば、腰痛・下肢痛(しびれ)の場合を考えましょう。
西洋医学でお医者さんから「椎間板ヘルニア」と診断された場合、手術する程ではないと判断されると痛み止めの注射や湿布、リハビリ等が治療になることが多いようです。カイロプラクティックの場合、なぜそこが「椎間板ヘルニア」になるくらい負担がかかっているのかを、全体を見ながら考えます。そして、そこに負担がかかりにくいバランスになるように調整をしていきます。痛みの強い部位に直接アプローチすることもあれば、その上下にアプローチをしていくこともあります。また、経過次第でアプローチする部位を変えていくこともあります。そして痛みが落ち着いて来たら、体操も取り入れで安定していけるように進めていきます。

次に、お医者さんからレントゲンで「特に異常はない。椎間板の間隔も狭くなっていない」と言われた場合を考えます。異常がないのに、腰痛・下肢痛(しびれ)はあります。この場合、骨そのものに異常がないという意味です。椎間板はレントゲンには写らないので、「背骨と背骨の間隔が狭くなっていないから椎間板にも問題がないだろう」と推測されているようです。
実際には、カイロプラクティックに来られて、整形外科的テストや逃避姿勢から椎間板ヘルニアが疑われることがあります。その場合、椎間板ヘルニアを疑いながら上記と同じように進めていくことになります。つまり、カイロプラクティックではやることは変わりません。機能的な問題で腰痛がある場合、これくらいで変化がでるというのが感覚的に分かっています。しかしそれ以上に時間や回数がかかる場合、改めてお医者さんに画像を撮りにいかれる方がいます。そして今度はMRIで椎間板の状態を見ると、「椎間板ヘルニア」と診断されることが割とあります。カイロプラクティックでは全体から考えて当初から疑って進めていたので、やっぱりという感覚になります。

部分的な画像という見えるものより、全体から得られる情報があるという一例ではないかと思います。
椎間板ヘルニア」のタグも、ご参照ください。

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(G)


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