涙は出るのにドライアイで目の疲れ・乾き、首のコリや痛み
ドライアイと聞いて私がすぐに思い浮かぶのは、涙が出にくくて目が乾く・疲れるというものです。だから、すぐに目薬をさしたくなるのも分かります。しかし、涙は出ていてもドライアイになることがある、という新情報がありました!
ご存知ガッテン!の「まぶたを見れば一発判明!疲れ目乾きに真・癒やしワザ」という回です。
公式サイトには、涙の質に関する情報とケアの仕方が載っています。ぜひ確認してみてください。
簡単にまとめると、ドライアイの原因は「涙の分泌量の低下」と「涙の質の低下」の2種類があります。そして涙の質が低下していると、涙は出ていても角膜がすぐに乾いてしまうそうです。
涙が長く角膜を覆い続けるようにする油分が、まばたきの際にマイボーム腺から分泌されているのだそうです。このマイボーム腺(上下・両目で100本)がつまってしまうと、タピオカサインなるものがまぶたのフチに見られるようになるということです。なんと40代の5人に1人は、このマイボーム腺の機能が低下していたそうです(2017年の調査)。うまく油分が出ないと、まばたきをしても涙が角膜からすぐに流れ落ちてしまって目が乾いてしまいます。これでは目薬をさしても、効果は長持ちしませんね。
このマイボーム腺のつまりを初期の段階でケアする方法は、ホットタオルで温めることです。目がすぐに乾いてしまう人は、詳しいやり方が番組公式HPに載っていますのでぜひご覧ください。
さて目が乾いたり疲れたりすると、首がこる人がカイロプラクティックにはたくさんいらっしゃっています。実は、目と首は関係が深いのです。同じところを見たままで、顔を左右や上下に動かしてみてください。首が動いた分だけ反対方向に目が動くことで、視線をずらさないでいられるのです(前庭動眼反射)。逆に頭を動かさないで目だけを動かそうとすると、首の筋肉が緊張するのが分かると思います(手で触ってみてください)。このように目と首は関連しているため、目の疲れ・乾きから首のコリや痛みにつながることがとても多いのです。カイロプラクティックでは首(頚椎)の動きをチェックして、元通りに動くように調整していきます。動きが良くなると、首のコリや痛みが楽になっていきますよ。
(G)