電車に揺られても安定しているには

通勤通学の時間帯の電車もまた混むようになり、電車が揺れてもとっさに吊革や手すりにつかまれないこともあります。
揺れる電車の中でどうにか安定して立っていられないかと思う人は少なくないようで、インターネットで検索しようとすると「電車 安定した立ち方」などといったサジェスチョンが出てきて、「両足のつま先を外に向けてハの字で立つ」「進行方向に対して体は45度」「膝を軽く曲げる」などなどの対策案が載っています。

満員電車などの足元が揺れるところでも安定して立っているためには、その場の重力や揺れや傾きなどを検知する平衡感覚(バランス感覚)と、検知した情報を元に体勢をととのえ踏ん張るための筋力が必要です。
足場の不安定なところで安定立位を保つためにはもちろん全身の筋肉を使いますが、特に主力となってはたらく筋肉が、脊柱起立筋,腹筋群、ハムストリングスと下腿三頭筋と母趾外転筋です。
ハムストリングは太ももの後ろ、下腿三頭筋はふくらはぎの筋肉です。
デスクワークの人だとどちらの筋肉も曲げ伸ばしで動かされる機会が少なく硬くなりやすい筋肉です。
母趾外転筋は足の親指を開くはたらきを主にする筋肉です。
歩く機会が少ない/靴底の硬い靴でばかり歩く人や外反母趾の人では弱りやすく、小さい筋肉ですが床面を掴むようなはたらきをする安定に欠かせない筋肉です。

体を支えるのに必要な分の筋肉が付いていても、硬く縮こまっていたり張っていたり筋肉を動かすための支配神経のはたらきがわるくなっていたりすると、筋力はうまく発揮されません。
そこで長時間同じ姿勢でいないこと、デスクワークの合間のストレッチやウォーキングなどの適度な運動を日常取り入れることをおススメしています。
筋肉の柔軟性を保ち、支配神経のはたらきを良くしておくためにカイロプラクティックももちろんお役に立てます。ハムストリング,下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)ともに支配神経は脛骨神経(L4〜S2,3)で、腰の下部や骨盤のゆがみの影響を受けます。

また、安定立位にはそれだけの筋力を使うということですから当然疲れます。
そして「悪い姿勢」よりも「良い姿勢」の方が、安定して立っているために必要な筋力やエネルギー消費をずっと少なくしてくれます。
電車で朝からぐったり疲れないためにも、仕事帰りの疲れた身体への負担をできるだけ減らすためにも、良い姿勢を取れるように、背骨のケアをすることも大切ですので、そういう点でもカイロプラクティックをぜひご利用ください。
(M)


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