片脚起立とロコモティブシンドローム

毎年10月16日は、世界脊椎デーです。2020年のテーマは、「健康な状態に戻ろう(Back on track)」です。
健康な背骨を保つには、適度な運動が必要です。
一方、ロコモティブシンドロームは運動器の障害のため移動機能の低下をきたした状態です。ロコモティブシンドロームが進むと、将来介護が必要になるリスクが高くなります。
つまり、脊椎の健康とロコモティブシンドロームは切っても切れない関係と言えそうです。

そんなロコモティブシンドロームについて、片脚起立の左右差があると良くないことが分かってきました。
片脚起立は、高齢者の体力測定として行われることが多いです。その記録が悪いと、当然ロコモティブシンドロームの人の割合が多くなります。今回の研究で画期的な点は、記録が良くても左右差が10秒以上あるとロコモティブシンドロームになるリスクが高いことが分かったことです。将来のリスクを減らすには、片脚起立の左右差を少なくしておくことが重要だと思います。
*片脚起立は、両手を腰に当て、片脚を床から5cm程挙げ、立っていられる時間を測定します。

片脚起立に関係する体の部位は、主に足と股関節周囲です。
足首回りに不安定さがあると、フラフラしやすく、平坦な道でつまずくこともあります。転倒予防にも、足首周囲の安定性は重要となります。
股関節周囲は、トレンデレンブルグ徴候という歩行時の骨盤の傾きから判断できます。こちらは中殿筋に麻痺があるとみられる歩行ですが、麻痺がなくても中殿筋に機能低下があると片脚起立はしにくくなります(トレンデレンブルグテスト陽性)。

このどちらの問題も、カイロプラクティックの筋力検査でチェックすることができます。機能低下なら、早めに対処することで筋力を回復・維持していきやすくなります。背骨を中心にトリートメントを行い、それぞれに関連した部位も一緒に整えていくことでカイロプラクティックの筋力検査で改善がみられることが多々あります。背骨の健康とロコモティブシンドロームの予防に、カイロプラクティックをお役立てください。
(G)


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