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  • 2020.10.27
  • カイロTopic【健康】

[Topic]筋肉のかたさ…鍛えた筋肉とコリの硬さの違い

運動して使った筋肉がかたくなるのと、デスクワーク中に頭を支え続けた首肩の筋肉がかたくなるのとどう違うのでしょうか。
簡単に言うと、収縮して損傷したために生じた硬さか、筋線維そのものがかたくなったのかの違いです。毛細血管(血流の量)も違います。

筋肉は「筋線維(きんせんい)」と呼ばれる繊維状の細胞の束です。この筋線維の中には、アクチンとミオシンという細長いたんぱく分子が整然と並んでいます。筋肉を使うとき、このアクチンとミオシンが互いのすき間へスライドすることで、筋肉細胞の長さが短くなって筋肉全体が収縮するしくみです。

運動や筋トレや柔軟体操などで筋肉にいつもより大きな負荷がかかったとき、筋線維には微細な損傷が起こります。この損傷は修復前はかさぶたのようにかたくなりますが、使われて傷んだ筋肉には修復のための血液が行くようになっていて、この次は負荷に負けないように、より太い筋肉になったり柔軟性を持った筋肉になったりしていきます。実は鍛えた筋肉がカチカチにかたいのは力を入れているときだけで、リラックスしているときは適度にやわらかです。

長時間の運転やデスクワークなどずっと同じ姿勢でいると、筋肉の伸び縮みが行われないいため血流が低下して細胞内のエネルギーが欠乏します。そうすると、アクチンとミオシンがくっついて離れなくなり、さらに筋肉を包んでいる筋膜も癒着を起こしてますます毛細血管が圧迫され、エネルギーの欠乏と痛み物質などの排せつ物の停滞が起こります。これが筋肉がこった状態です。

また、かたい筋肉には痛みが起こることも多いです。その理由として、疲労物質である乳酸がたまることが考えられており、こりの痛みの原因のひとつに挙げられます。
しかし運動後は、血液中の乳酸値がすぐに低下することが最近ではわかっていて、運動後の筋肉痛については損傷した筋線維やその周辺組織が回復する過程でおこる炎症の際に産生される“痛み物質(ブラジキニン、ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなど)”が筋膜を刺激するためと考えられています。

普段あまり動かしていない筋肉には、血液を送る毛細血管が十分に張り巡らされていない上に筋肉によるポンプ作用も低下しています。おまけにこれから寒くなってからだは硬くなりやすいです。
まずは血流を増加させるために温めたりストレッチを行ったりして筋肉をリラックスさせてください。
こりが慢性化してしまってリラックスできなかったりこっている筋肉が付着している背骨などの関節がかたくなってしまったりしていたらカイロプラクティックもご利用ください。
カイロプラクティックの施術では筋肉の支配神経と関係のある関節にアプローチして、筋肉の緊張がゆるむようにお手伝いをします。
(M)

【この記事の執筆】STARカイロプラクティック編集部(院長・スタッフ)

この記事の監修

高橋壮平(STARカイロプラクティック院長/有限会社メディトリナ代表)

  • 豪州ヴィクトリア州立RMIT大学カイロプラクティック科卒業(2003)
    応用理学士、カイロプラクティック理学士
  • 日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員
  • 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)登録カイロプラクター(N0.0431)
  • 専門分野:腰痛 肩こり 頭痛 しびれの他 骨盤 姿勢矯正など

患者さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧に施術を行っています。健康で快適な毎日を送れるようサポートいたします。