ダッシュができない…足がもつれる

年齢的にもまだ高齢というわけでもないし、脳や血管などの疾患もないし、普段の生活で歩いたり走ったりする程度は問題なくできている、それどころかジョギングをしている場合だってあるのに、ダッシュで走ろうとした途端、足が上がらなかったり前につんのめったり右の足と左の足が絡まるような感覚になったりするいわゆる「足がもつれる」ことを経験したことがある人は少なくありません。
特に、お子さんの運動会で久しぶりに走ったお父さんお母さんや横断歩道の信号が青のうちに渡ろうとしたり駅の階段を駆け上がる/駆け下りるなどしたりしているスーツの人が転んでしまっているのを見かけたこともあるのではないでしょうか。

足がもつれるのは、「運動不足で筋力が低下しているからだろう」というのは何となく分かるかと思います。たしかにそれが大きな原因ですが、実はそれだけではありません。

まず「筋力低下」というのは「足を持ち上げたり身体を支えたりする力がない」ということですが、それは「筋肉が細くなっているから」というだけでなく、「筋肉を動かす神経」や「身体が重力/あるいはどんな地面に対してどのような位置にあるのかという情報を脳に伝える神経」など「神経のはたらきが低下しているから」ということでもあります。また、足の裏にたくさんあるバランス感覚のセンサーもはたらきが鈍くなっている可能性が高いです。
神経のはたらきももちろん運動不足によって鈍くなってしまいますし、背骨のゆがみによっても脳と筋肉との間での神経の伝達が悪くなります。

足のもつれのもう一つの大きな原因は早く走ろうという意識ばかりが先行し、どんどん姿勢が前傾して足が身体の後方で空まわりすることです。
日頃ジョギングをする習慣があって足腰を鍛えている人でも、ダッシュをするときに身体が前のめりになると、蹴るための下肢後面の筋肉と、拮抗してストッパーの役割をする前面の筋肉に、ジョギングをしているときの数倍の負荷がかかって制御が難しくなります。
また前のめりの姿勢で身体の軸より後ろで足が回ると頭の重さで前傾はどんどん大きくなって、二本足で走るヒトはバランスを崩してしまいます。

そして前のめりの姿勢については、日頃デスクワークの人は特に、肩甲骨が前方にスライドした巻き肩の姿勢になっていることや、首と頭が前に突き出ていることで重心が前に傾きやすくなっていることも原因となっています。

心当たりのある方は筋肉を鍛えることとあわせて、背骨のゆがみをただして神経のはたらきや姿勢の改善にも取り組まれると良いと思います。カイロプラクティックがお手伝いします。
(M)


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