筋骨格系の問題による炎症

炎症は、感染など体の組織内に侵入した異物・微生物を破壊あるいは不活性化して取り除き、損傷を受けた組織を修復する足場を整えるために起こる一連の生体防御反応です。一般に発赤,熱感,腫脹,疼痛,機能障害の5大徴候を伴います(すべてが現れるわけではないこともあります)。

微生物などの異物だけでなく、熱や外傷や関節機能障害など、さまざまな外因によっても炎症は起こります。
そのうち筋肉や関節の外傷/損傷や機能障害に起因する炎症反応は、痛みを増強したり関節機能障害を継続させたりします。炎症にともなう痛みによって筋肉が収縮し、その筋肉の血流がわるくなって、より強い痛みや筋肉の拘縮を引き起こしたり、回復を遅らせたりして悪循環に陥りやすいからです。
筋肉や関節の損傷は、ケガのほか、繰り返し動作や急な動作、不良姿勢を長時間とり続けることなどによる過負荷によって起こります。つまり、背骨のゆがみも炎症のリスクになるということです。

寝違えやギックリ腰を例に挙げると想像しやすいかと思いますが、これらの急性痛は局所に背骨のゆがみと同時に炎症が起こっている状態がほとんどです。
関節がロックしている状態でまわりの組織を傷つけて炎症を起こして痛みと拘縮を増強する…という悪循環になっている可能性があります。ですからその部分の関節のゆがみが解消されれば改善すると考えてカイロプラクティックの矯正をこころみます。
しかし、急性期の炎症による痛みの場合はその部分に直接アプローチすると炎症が悪化して余計に痛くなったりまわりの筋肉などの組織の拘縮が強くなったりしてしまうケースがあるので、そのリスクが大きいと考えられる場合には、疼痛のある関節のゆがみを引き起こしている・その部分に余計な負荷をかけているとみられる近くの関節の可動制限を矯正したり、早期回復を目指して炎症部分の組織に神経を送っている脊椎分節のゆがみをととのえたりしていきます。

生活の中で筋肉や骨格の損傷による急性炎症が起きてしまったときは、まず冷やして安静にしてください。そうして痛みが少しやわらいで動けるようになったらカイロプラクティックの施術を受けていただくことができますのでご相談ください。
(M)


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