たるみ目で物が二重に見える~ぼやけ
ある程度の年齢になると、目がぼやけるのは普通のことかもしれません。しかし一口に目のぼやけと言っても、その原因は様々です。新しい目の病気が、目のぼやけの本当の原因かもしれないという情報がありました。ご存知ガッテン!の「しつこい目のぼやけ 気づいて!本当の原因解明SP」という回です。
この新しい目の病気「サギングアイ症候群」は、眼科医に周知されたのが1年くらい前というから一般の人が知らなくても無理はありません。しかし年間14万人が発症するということから、決して他人事ではありません。公式サイトには、簡単なチェック法から治療法まで紹介されているので、ぜひ確認してみてください。
まとめると「サギングアイ症候群」による目のぼやけは、物が二重に見えるというのが特徴です。原因は、眼球のまわりにあるコラーゲン(プリー)の減少です。そのため眼球の向きが左右でズレてしまい、「斜視」になって物が二重に見えるそうです。治療は、プリズム眼鏡(もしくはシール)を使って見え方を変えてあげる、もしくは手術です。
物が二重に見える、とうのがどんなものなのかは公式サイトにまとめられています。疲れ目・乱視・サギングアイ症候群それぞれの目のぼやけを、分かりやすく画像で見せてくれています。また簡単なチェック法も載せられていますので、参考になるかと思います。これを見て「自分はサギングアイ症候群かもしれない」と思われた方は、眼科を受診する際に「物が二重に見える」と伝えるのがポイントです。「目がぼやける」だけだと、この新しい病気の特定にはなかなかつながらないもしれません。
物がうまく見えないと、二次的な不調が起きてきます。カイロプラクティックでよく聞かれるのが、眼精疲労や頭痛・首こり・肩こりです。私自身も眼鏡のフレームが歪むと見え方が変わってしまい、よく頭痛になります。こうした二次的な不調に対して、カイロプラクティックでは背骨の矯正を行って対応します。ぼやけて物が見えにくい・物が二重に見えるといった場合、姿勢にも悪影響が出ることがあります。そうした姿勢の癖に一致した部位の背骨や、目と関連の深い背骨の部位に問題が見つかることがほとんどです。カイロプラクティック的に問題のある背骨の関節を元通り動くように矯正をすると、神経筋機能が正されます。矯正を受けられた方から「スッキリした」「視界が明るくなった」といった感想が聞かれることは、珍しくありません。気になる方は、症例報告をご覧ください。
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(G)