ヘルシーエイジングのための運動習慣

アメリカの研究ですが、週に150〜600分(2.5〜10時間)の運動習慣が全死亡リスクを3割低減することが分かったという報告が今年の7月に循環器系のジャーナルに発表されました。11,6221人を30年以上追跡して解析した結果だそうです。
この報告では、ウォーキング,低強度の運動,重力挙げ,体操などが“中程度の身体活動”/ジョギング,ランニング,水泳,サイクリング,その他の有酸素運動が“激しい運動”と定義されていて、激しい運動は中程度の身体活動のだいたい半分の時間で同じくらいの効果があるとされています。

適度な運動の習慣で筋力アップや血流改善,心血管系が強くなり、加齢によると考えられていた心臓血管機能の低下を遅らせてヘルシーエイジングにつながると考えられています。また、心血管系への効果だけでなく、骨の強度アップ,肥満防止,脳血流が良くなることによる記憶力アップ,自律神経がととのうことによるアレルギー(免疫の暴走)抑制やその他の自律神経症状などにも良い影響を与え、早死リスクの低下に関連していることは立証されています。
かといってスポーツ選手は健康かというと必ずしもそうとは言えませんし、一般の人と比べて寿命が長いというデータもありません。冒頭で紹介した研究の検討でも、推奨量の4倍以上の激しい運動(300/週)または中等度の運動(600分/週)をおこなった人で、死亡リスクのさらなる低下は認められなかったとのことです。
とは言え、二足歩行をして手指で道具を使用する動物として進化をしてきたヒトは、動いているのが正常であり、デスクワークや車移動などで座っている時間が長い現代生活は、人間の身体にとって不自然で運動不足の生活なのです。

ただ、適度な運動は身体に良いということは分かっていても、なかなか時間を取れなかったり、今の生活でも特に身体の不調を感じていなかったりすると、なかなか週に150分もの運動はできないものです。
始めるきっかけとして大切なのは、何かをしながら、たとえば歯を磨いているときやテレビを見ながらなどでも軽くできることを少しの時間でいいからやってみることです。いきなり1日20分以上歩こうとか、腹筋運動とスクワットを30回ずつやろうとか、新しい習慣をねじ込むのは、運動不足を感じているような生活の人では特に難しいはずです。

それから、まずはパッシブな(受け身の)身体活動増加としてカイロプラクティックの施術を受けていただくのも良いと思います。運動と同等の効果とは言えませんが、背骨など関節が動かしやすくなることによる運動機能アップや神経のはたらきが良くなることによる筋力バランスアップや自律神経のはたらき改善や血流改善などに効果が期待できます。また、カイロプラクティック的なチェックとトリートメントに基づいて、アドバイスやホームエクササイズの提案もさせていただきます。
(M)


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