ストレッチ

ストレッチとはご存知の通り「伸ばす」という意味で、筋肉を伸ばす柔軟体操のこと(ストレッチング)を指します。ストレッチをおこなう場面といえば一般的には運動の後の整理運動,あるいは運動前のウォーミングアップというイメージですが、それだけでなく、日中デスクワークでほとんど座っている,立ち仕事で立ちっぱなし等、長時間同じ姿勢で過ごすという日常生活の中でも推奨されます。
ストレッチの効果として、関節の可動性及び筋肉の伸縮性や血流を改善,維持,促進することによるケガの予防や疲労回復等々が挙げられるからです。
医学の分野においてもストレッチは運動器のコンディショニングの内の関節可動域訓練や筋緊張の調整(促通・ファシリテーション)に取り入れられています。
しかしやり方を間違えておこなっては、ストレッチの効果がほとんど得られないばかりか、痛め(傷め)てしまう危険まであるので注意が必要です。

まずストレッチングは、静的(スタティック)ストレッチと動的(ダイナミックもしくはバリスティック)ストレッチに分けられます。
動的なストレッチは、起床時やある程度以上習慣化しているスポーツをおこなう前など動く準備として、身体をリズミカルに,時には少し反動をつけるなどして大きく動かして筋肉の収縮と弛緩を繰り返し、柔軟性や(血流が促進されることにより)筋肉の温度高めるためにおこないます。動かすことで収縮する筋肉と拮抗するはたらきをもつ筋肉を伸ばすというような方法で、ラジオ体操のイメージです。
静的なストレッチは、仕事終わりや運動後,就寝前などに、過緊張した筋肉をリラックスさせて運動前の状態にリセットして関節可動域や筋肉の柔軟性を回復させ疲労物質を筋肉に溜め込まないようにするような目的でおこないます。反動や大きな動きを伴わず、目的の筋肉を伸張させるいわゆるストレッチです。
日中座りっぱなしあるいは立ちっぱなしなどで固くなった身体の方や運動機会のあまりない方が家でおこなうストレッチはこちらの静的ストレッチの方が推奨されます。
運動に慣れておらず、決まった姿勢の形のまま固まっている筋肉に、動的な協調運動をさせようとしたり反動をつけて伸張させようとしたりすると、筋肉や腱を傷めてしまうリスクが高くなるからです。
また、いくら静的なストレッチとは言ってもむやみに身体全体を伸ばすのもおすすめできません。伸ばす方向を間違えて関節をただ伸張させてしまうと、靭帯を傷める可能性があるからです。
家でリラックスや疲労回復の目的でストレッチをするときは、
●伸ばしたい筋肉の起始部と停止部を意識して
●反動をつけずにゆっくりと
●呼吸を止めずに
●無理せず「気持ちいい」範囲内でおこなうようにしてください。

カイロプラクティックの施術では、特に首,背中,腰の固くなった筋肉の付着部やその筋肉に神経的に関係のある脊椎関節の問題を矯正(カイロプラクティックアジャストメント)して、反動をつけずに筋肉や腱がリラックスするようにアプローチをおこないます。
上肢(肩甲骨周りから手)や下肢(股関節周りから足)については、直接ストレッチをおこなった方が良い部分もありますのでその提案もさせていただきます。
(M)


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