ウォーキングした方がいいですか?
腰痛、肩こり両方の方から、よくされる質問です。ウォーキングは、した方がいいです。そこで、オススメのウォーキングを紹介したいと思います。
信州大学の能勢教授を中心に研究・開発された「インターバル速歩」というウォーキング法です。やり方は簡単で、「さっさか歩き」を3分間やったら、次は「ゆっくり歩き」を3分間行います。「さっさか歩き」と「ゆっくり歩き」を3分間ずつ交互に繰り返し、ややキツイと感じる速歩が1日トータル15分間になるように歩くだけです。
「さっさか歩き」とは、最大体力の70%以上に相当する「速歩」のことです。目安は、ややキツイと感じるくらいの早歩きです。
「ゆっくり歩き」とは、最大体力の40%以下に相当する「緩歩」のことです。こちらは、無理なく歩ける普通の早さで歩きます。
このインターバル速歩のメリットは、高齢者にも負担が少なく、下半身の筋力や持久力を向上させることができる点です。
長野県松本市の中高年層を対象とした実証実験では、驚くべき効果が明らかとなったそうです。1日15分を週4日、5か月以上続けることで、体力の最大20%増加、生活習慣病指標の20%改善、医療費の20%削減といった効果が明らかになりました。
生活習慣病予防、下肢筋肉の向上に効果があり、加えてややキツイ運動後30分以内に糖質・乳タンパクを摂取することで熱中症になりにくい体になることも分かっています。「スポーツミルク」という製品も発売になっているそうです。
さて歩く時のポイントは、正しい姿勢で大股で歩くことです。特に上半身が大切で、前かがみにならないように気をつけます。前傾してしまうと腰痛のリスクにもなるので注意が必要です。軽く腕を後方に引く意識で、胸を張って歩く姿勢を身につけましょう。
胸を張った姿勢がとりづらい方は、カイロプラクティックがお役に立てると思います。背骨の関節に動きの悪い部位があると、正しい姿勢をとりにくくなります。加えて、神経の働きも悪くなるので、同じ運動を行うにしても効果が半減してしまいます。WHO基準の教育を受けたカイロプラクターならば、問題の部位を検査で特定することができます。背骨の動きを元に正して、神経の働きを改善させることができます。背骨から健康を取り戻していきましょう!
まとめ
・ウォーキングには、インターバル速歩がおすすめ
・歩く時は胸を張った姿勢で、大股で歩く
・歩く時の姿勢にキツさを感じたら、カイロプラクティックで背骨から健康に
(G)